関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
22日の日経平均株価は27,105円と大幅反落となりました。
悪い円安とマスコミの間では言われていますが、
千竃としては円高で株価が上昇するよりは、
円安で株価が上昇する経験の方が多かったので、
円安に関しては真逆の考えを持っています。
確かに輸入物価の上昇や企業への圧力だったり、
庶民に対しての生活コストは上がりますが、
一方で株式市場に関してはこの円安は追い風になると思っています。
株式市場を見ると、プライム市場は少し微妙でしたが全体的に出来高が急増となっていました。
そして6594 日本電産は0.1%の下落ではありましたが、
売買代金が非常に多かったのが印象的でした。
プライム市場の値上がり銘柄ランキングを見ると、決算が良かった銘柄の上昇が目立ちました。
例えば6486 イーグル工業は4.5%の上昇、4331 T&Gニーズは3.5%の上昇となりました。
そして半導体銘柄の6146 ディスコは値嵩株ではありますが3.6%の上昇となりました。
日経平均が450円程の下落となっているのにここまで上昇しているのは、
業績が好感されたからだと思います。
そして日米財務相会談があり、協調介入なども議論されたということでやや円高に傾きました。
図はNYダウのCFDと日経平均CFDの30分足のチャートですが、
非常に連動していることが分かります。
やはり市場関係者の中で円安に対しての業績良好という点に疑心暗鬼である状況が、
こういった動きを誘っているのではないかと思います。
今回米国市場が暴落した理由としては、「欲望」という非常にシンプルなものだったと思います。
IMFのイベントでパウエルFRB議長が利上げペースに言及したこと、
フィラデルフィア連銀景況指数が2カ月ぶりの低下したことなど、
悪材料が重なったことで金融引き締めへの警戒感がぶり返しました。
これにより、既に悪材料を織り込んで上がっていたと思っていたものが、
実は欲望で騰がっていたことが改めて分かりました。
こういった状況が毎度あるのは米国株にとって良くない状況だと思います。
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