関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
27日の日経平均株価は26,386円と大幅反落となりました。
株式市場を見ると、ゲーム関連銘柄が強かった印象があります。
例えば9697 カプコンは7%の上昇で年初来高値を更新しました。
また9684 スクウェア・エニックスHDは3.1%の上昇、
3635 コーエーテクモHDは6.3%の上昇となりました。
やはりゲーム関連銘柄は原油高やコモディティ高にものともしない仕組みであり、
実は隠れた円安恩恵銘柄なのでその強さが発揮された一日だったと思います。
アイランドリバーサルの形状が出来ていることが分かります。
ウクライナショックで出来た壁の窓を背にしてサポートが出来ており、
本日の日経平均株価はそこで跳ね返された形となっています。
NASDAQは年初来安値を更新して、SOX指数も安値更新しているといった
非常に悪い状況下で日経平均は下げ渋っていました。
このまま円安に対しての恩恵や好業績発表が
少しずつでも日本株リターンに繋がっていけばいいと思います。
これからも決算動向などを見極めていきたいと考えています。
ただPERが高い企業などはあまり期待できないと考えています。
そしてこれからのマーケットで事故などは起きる可能性はあると思います。
なぜなら日本市場はこれから大型連休を迎えるので、
それに対して備えておいた方がいいと思います。
そしてロシアと欧州の対立が激化しています。
これにより株が下がって、債券が下がるというターンに入っており、
株と金利の動きが徐々にフィットしてきた感じがあります。
これは米国債に安全資産としての役割が見出されつつあるということで、
つまりは景気後退を意識しているということでもあります。
下落相場の対策が充分に出来ていない方は
株価が底落ちすることをお祈りするのではなく、
株価が急落するのであれば、
オプション取引を使って急落を支配する側に回ることを考えた方がいいと思います。
いまだに前場に安値をつける法則が効いています。
ここ1~2週間は相場の方向性は見いだしづらくとも、
前場で安値をつける形が続いています。
そしてプットオプションの様子を見ても、確かに出来高は増えてはいますが、
そこまで暴落を意識した様な形ではなく、通常の妥当なラインでおさまっています。
特に警戒が必要なレベルではないかと思います。
27日の急落理由を考えるならば、
そもそも異常だった金融政策が正常化しようとする流れで起こったことだと思います。
中国のゼロコロナ対策による景気後退も影響したと思います。
そして過剰流動性からマネーが縮小する時代への移行期に対する痛みが出たのだと思います。
機関投資家の発言を見ても、何を買うにも確信が持てない状況となっています。
また下落相場の対策方法が充分に出来ていなかったことも関係しているのではと思います。
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