関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
2日の日経平均株価は26,818円と小反落となりました。
NYダウが約1000ドル安となった中でも、日経平均は強含んでおり、
円安が改めて評価される時代になったのではないかと思いました。
また日本株はS&P500と比べても相対的にPERなどが割安なので、
そういった部分の評価の矛先が当たった感じがします。
日経平均は乱高下はありましたが、終わってみると約30円安となっており、
FOMCが控えており、米国市場の大幅下落があったことを考えると、
日本株の決算に対する安心感が強まっており、好決算に対するプラスの反応が強く、
投資家の物色意欲が非常に強かった一日だと思いました。
米国市場ではひとまず株を売り払おうという流れが顕在化している中、
決算に対する安心感と円安が評価されて、
日本株の買いの流れがこれからくるのではないかと期待しています。
2日の日本株式市場を見ると、海運・空運、ガラスといった業種が上昇していました。
特に全体的に4月28日に好決算を発表した銘柄の上昇が全体的に目立ちました。
主力どころのハイテク株は決算を好材料に大幅高となっており、
6701 NECは5.54%の上昇、6501 日立製作所は6.72%上昇、
6981 村田製作所は5.23%上昇となりました。
また月極駐車場のサブリーズを展開している3496 アズームは15.72%上昇と
ストップ高となっており年初来高値を更新しました。
それ以外だと韓国と中国のインバウンド関連企業の6561 HANATOUR JAPANが
8.61%上昇で年初来高値更新となりました。
日本株買いの流れが来ている中、
鉄鋼関係も円安恩恵銘柄なのでこれから注目してみるのもいいかと思います。
悪い円安論が様々なところで報じられています。
確かに円安だけだと良くはないので、
競争力などといった部分を結び付けていく必要があると思います。
実際4月28日の決算発表から評価された銘柄は日本が高いシェアを誇る
精密機器や電子部品、自動車関連などでした。
そういった競争力が高い分野で円安を武器に更に競争力を上げていく必要があると思います。
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