関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
全世界が注目している世界の金融マーケットを大きく変動させるFOMCが控えており、
市場の様子もいよいよといった形となっています。
日経平均CFDは強含み、NYダウなどは何かを待っている様な動きとなっていました。
元FRB理事のクオールズ氏が、
FRBがインフレ抑制の取り組みに少し失敗したのではないか
というニュースが話題になりましたが、
FRBは先手先手で上手くいった試しがなく、
基本後手後手の失敗を繰り返しているのでいつものことだと思いました。
今世界中に注目されているFOMCとは米国の金融政策を決定する会合のことで、
正式名称は「Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)」といいます。
FOMCで市場が変動するときは、大体は予想と違った場合で、
予想と違った場合は株やFXなどが大きく変動します。
FOMCの注目ポイントとしては、QTの開始時期や規模感、
次回6月に75bpの利上げは議論上あるのか、といった部分があります。
メインシナリオとしては何一つ約束しないスタンスの維持が予想されていると思います。
図は世界有数の肥料メーカであるニュートリエン(Nutrien Ltd.)の日足チャートです。
ティッカーシンボルは「NTR」で、年初来パフォーマンスは38%と非常に強く、
決算のガイダンスも好調で、
食糧危機というテーマもこれからの市場のテーマとなりつつあるので、
非常に面白く興味深い銘柄だと思います。
こちらは日本株で水処理装置で有名な【6368】オルガノの週足チャートです。
電力・半導体向けの純水製造装置に強みを持った企業です。
そして火力・原子力発電所向けの水処理装置では約70%のシェアを持っています。
もし押し目があるとしたら7000円ぐらいを目処に買いたいところだと思います。
日本株に関していえば強気のスタンスですが、
FOMCの動向やウクラナイ問題、ロシアのXデーある5月9日辺りは
先物などがぶれやすいと考えています。
ただ長期的にみると円安に恩恵がある銘柄は買っていきたいところだと思います。
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