株価急騰の背景には一体何が?

注意書き①

5月13日の相場解説

13日の日経平均株価は26,427円と大幅反発となりました。

一時は上げ幅が700円を超える局面もあり、

直近の下落を一気に取り戻すかのような動きとなりました。

 

株式を見ると、全体的に強い一日となりました。

特に8252 丸井グループが9.4%の上昇で、年初来高値を更新しました。

また9006 京浜急行電鉄は3.5%の上昇、9048 名古屋鉄道も2.9%の上昇で

共に年初来高値更新となりました。

今回の急騰は地合いが好転したことが背景にあると思います。

また13日は決算発表のピークで、約1200社の決算発表がありました。

 

日本株の意外な特徴で相場のピークがデリバティブのピークと重なることが多々あります。

つまり今回の場合だとSQをピークに相場の下落のピークとなりました。

やはりSQをしっかりと分かる為には、

オプション取引を実際にして理解を深めるのが良いと思います。

 

半導体と深い関係があるシリコンウエハー市場は、

株式は米国株の下落につられて軟調となっていますが、

シリコンウエハー市場だけでみると四半期ベースでは過去最高のものとなりました。

市場は拡大しているが株は下落していると状態は、いずれは修正がくるだろうということで、

やはり半導体銘柄はこれからも注目していきたいポイントだと思います。

 

 

 

なぜ急騰したのか?

今回の急騰にはいくつかの理由があったと思います。

まずSQ要素はあったと思います。

ゴールドマンサックスが徹底的にコールオプションを売り叩いており、

プットオプションを持っていました。

そこが強制決済されたら目先は出尽くしたことになります。

次に市場の悪役と化していた9984 ソフトバンクグループが、

12日の決算発表で巨額の赤字を発表したことで、

目先の悪材料の出尽くし感に繋がったのではないかと思います。

そして海外投資家が6週連続買い越しをしていたことも判明したことも影響したと思います。

 

結果的にこれらの要因が、ネガティブがネガティブを誘い込んでいた形からの

ショートポジションの巻き起こしを誘った背景だと思います。

なのでこれから日経平均がどんどん上昇したり、

ソフトバンクグループがどんどん上昇するといったことは難しいのではないかと思います。

 

また本日は円安だったことや、

追証を迫られた投機筋への売りがでたことも影響したと思います。

 

 

 

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