相変わらず強い日本株

注意書き①

6月1日の相場解説

1日の日経平均株価は27,457円と反発となりました。

日経平均は27,500円を超えられなかったものの、

株式は相対的に見てもパフォーマンスが良く、強さが感じられます。

 

株式市場を見ると、新高値銘柄数が205銘柄なのに対し、

新安値銘柄は14銘柄となっており、株式市場が非常に盛り上がっていることが分かります。

ウクライナ問題をきっかけに農薬の価格が非常に高騰しており、

それに関連するニュースが話題になったことで

肥料最大手の4031 片倉コープアグリが10.67%の上昇、

4979 OATアグリオが8.48%の上昇でともに年初来高値を更新しました。

またドル円が129円台になっていることが影響して、

7267 ホンダが4.3%の上昇をしており、輸出企業などにも買いが入っていました。

また米国の大手銀行が投資判断を格上げした影響で、7203 トヨタ自動車は3.53%の上昇となりました。

パワー半導体生産の為に工場再稼働を決めた

6723 ルネサスエレクトロニクスも2.03%の上昇で年初来高値を更新しました。

その他にもゲーム銘柄の7974 任天堂が1.74%の上昇、

6902 デンソーも2.89%の上昇で3月の高値を伺うまで勢いがありました。

またベアリング大手の6479 ミネベアミツミも1.41%の上昇をしており、

日本株が総じてリスクオンになっていることが分かる一日でした。

とはいえ日本株が強くなっているからといって、今は買いを勧めるよりは、

既にGW中に仕込んだ株をいかに伸ばすかといったところに注力する状況になっていると思います。

 

 

 

日本株の強さの背景

日本株が強い今の現状にはいくつかの背景があります。

まずは円安と金融緩和です。

今はドル円は129円台を超えて空前の円安となっており、

更に世界全体では金融引き締めに向かう中で日本だけが未だに金融緩和策をとっています。

次に史上空前の自社株買いも日本株の強さの追い風となっています。

そして岸田政権が政策発動に兆しがあるということも影響しています。

新資本主義よりも非常にアベノミクスを踏襲している様な方向へ舵を切ろうとしています。

 

 

 

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