関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
2日の日経平均株価は27,413円と小幅反落となりました。
日経平均を日足チャートで見ると5日移動平均線でサポートされており、
この動きは暴落を予兆するタイプのものではなく、むしろ上昇したがっている様な動きに見えます。
しかしそれは先物主体ではなく、恐らく株式主体で騰がっていくようなイメージをしており、
それがメジャーSQなのか、SQ通過後なのかはじっくりと見定めていく必要があると思います。
株式市場を見ると、日経平均は小幅反落となっていますが依然として日本株は強く、
コロナ禍で抑えられていた消費の反動、即ちペントアップ需要(繰り越し需要)が
爆発的に伸びていて、そういったものが株価に対しても良い影響を与えていると思います。
本日の上昇で特に目立ったのが工作機械メーカ大手の6135 牧野フライス製作所で
7.97%の上昇で年初来高値を更新しました。
またペントアップ需要でステーキレストランで有名な3091 ブロンコビリーが0.29%の上昇、
百貨店の3099 三越伊勢丹が1.46%の上昇でともに年初来高値を更新しました。
特に3099 三越伊勢丹は月足のチャートで見ると
インバウンドで大賑わいだった2018年の水準まで差し迫っており、
ここから買うには難しい状況だと思います。
日本株は強いですが株の新規買いを見送っている理由の一つに、
市場再編がされてからの短期間の騰落レシオが値上がりし過ぎており、
少し生き急いでる感を感じていることがあるからです。
4385 メルカリがグロース市場からプライム市場に昇格するということで話題になっています。
お目出度いニュースではありますが、プライム市場からメルカリがいなくなると、
グロース市場の次のスター銘柄がいなくなります。
現状グロース市場の売買代金の1割近くがメルカリ1社で占めており、
グロース市場にとっては向かい風になるのではないかと思います。
図は日経平均株価のチャートで、チェック印のところはSQ日を表しています。
SQ日は相場の転換ポイントとなりやすい傾向があります。
またチャートを見ると50日移動平均線と100日移動平均線が
今年1月以来にゴールデンクロスをしようとしています。
なのでチャートだけを見ると、日経平均に対しての中長期的な買いサインがありえると思います。
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