日経平均株価28000円越えが視野に!?

注意書き①

6月3日の相場解説

3日の日経平均株価は27,761円と大幅反発となりました。

オプション市場を巻き込んだ急騰が起きており、日経平均のチャートにも変化が起きています。

今回の上昇を見ると、TOPIXは0.35%の上昇なのに対して、

日経平均株価が1.27%の上昇となっていることを考えると、

日経平均株価寄与度が高い銘柄が買われていたことが分かります。

実際9983 ファーストリテイリングは5.86%の上昇、9984 ソフトバンクグループは2.19%の上昇、

8035 東京エレクトロンは2.39%の上昇となっており、

この3銘柄合わせただけで約403円程の日経平均の押し上げになっていました。

これは3日の上昇は株式主体から先物主体に変化していたということです。

 

株式市場を見てみると、小売業の強さが目立ちました。

7606 ユナイテッドアローズは7.87%の上昇で年初来高値を更新しました。

またETFを見ると1570 NEXT FUNDS日経平均レバレッジ上場投信が、

2.48%の上昇となっており、チャートを見るとボリンジャーバンドの+2σを

上抜いている形となっています。

 

最近の気になる部分としては、月足ベースや週足ベースで

トレンドラインを突破している銘柄などが増えています。

そしてこれは日経平均株価にも当てはまることです。

 

また個人投資家は日本株を9週間ぶりに大きく売り越している様です。

 

 

 

急騰の可能性を秘め始めた日経平均株価

220603岸田ショック
3日の相場はチャート上で大きな変化がありました。

それは昨年9月の岸田ショックからずっと抑えつけられてきた上値抵抗線を上抜けてきました。

 

220603ボリンジャーバンド①
そして今の日経平均株価のボリンジャーバンドの様子を見ると、

+2σを少し上に乗っかっている状況となっており、

過去のデータから見ても急騰しやすい可能性を秘めています。

 

 

 

米国市場の様子

220603米国市場
図はNASDAQのチャートです。

今はパウエルプットが炸裂してグロース株が上昇していますが、

直滑降で下がっていたトレンドラインを更新してから約1週間が経ちましたが、

目前にはまだ抵抗線が待ち構えていますので、未だベアトレンドの最中だと思います。

 

220603VIX指数

次にVIX指数のチャートです。VIX指数は24ポイント台まで下がっています。

VIX指数は恐怖指数で危険なシグナルとされていますが、

このシグナルを逆な意味合いで使うこともできます。

VIX指数が騰がってきたら米国株を買って、

VIX指数が下がってきたら米国株を売るといったサインです。

なので短期的なトレーダーは今米国株を売っておいた方が良いかと思います。

 

 

 

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