関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
17日の日経平均株価は25,693円と大幅下落となりました。
週間の値幅で見るとコロナショック以来の下げ幅となっており、
世界中で起きている利上げの波に飲まれてしまった状態となりました。
オプションではプットオプションがピークアウトしたのではないかという可能性を感じています。
ただ週末ということもあり、週末に利上げの話やサル痘の話など、
ネガティブな材料が大きく影響してくる可能性は十分あるので、
週末にリスクを持ち越さないことが下げ相場で生き残るときの鉄則だと思います。
なので千竃としてはリバウンドを取りに行きたい気持ちはありますが、
ここは一旦手を引っ込めているといった状況です。
株式市場を見ると、食料・陸運・繊維・小売り・電力ガスなどの業種が強かった印象があります。
9041 近鉄グループHDは2.94%の上昇、3038 神戸物産は2.91%の上昇となりました。
また9201 日本航空が7月に単月で黒字化する見通しが報道されて話題になりました。
そういったニュースをみると経済リオープニングやペントアップ需要などの強さを感じました。
一方で8035 東京エレクトロンは5.04%の下落で年初来安値を更新しました。
また9984 ソフトバンクグループも4.24%の下落となりました。
そして6098 リクルートHDも5.82%の下落で年初来安値を更新しました。
しかし6098 リクルートHDは日本の広告をほぼ牛耳っている状態なので、
株価2000円台まで下がったところを狙っていきたいという思いがあります。
そして日銀の金融政策決定会合で改めて大幅緩和維持が決められて、
黒田総裁の決意が見えたことで、市場はネガティブよりもポジティブに捉えられました。
ほぼ割安ゾーンに突入した形で1週間を終えました。
来週以降もこのまま割安ゾーンに入るのであれば、打診買いをスタートしてもいいと思います。
ただ24,000円を割り込むことがあれば、一旦投げた方が良いかと思います。
そして17日の相場の様なネガティブな相場だった時には、
東証プライム市場の値上がり率ランキングを必ず見た方が良いかと思います。
こういった日のショック安や値上がり率ランキングを見ることで、
来週以降の投資アイデアが浮かびやすくなり、後の投資力の糧になると思います。
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