日本株に強烈な売り圧力!!その正体は!?

注意書き①

6月20日の相場解説

20日の日経平均株価は25,771円と続落となりました。

日経平均株価は5月の安値を割り込みました。

 

株式市場を見ると、コモディティ関連株や半導体株への機械的な売りが目立ちました。

前場からずっと売られる流れがあり、5401 日本製鉄では3.93%下落、

5020 ENEOSホールディングスは5.05%の下落となっており、

8035 東京エレクトロンは5.2%の下落で10日連続安となりました。

他には8002 丸紅が6.56%の下落で、

4755 楽天グループが4.73%の下落で年初来安値を更新しました。

楽天グループはちょっと底が見えない状況となっており、

楽天モバイル事業がキャッシュフローを悪化させているという印象が非常に強く、

現状はそれが株式評価を下げている一因になっていると思います。

一方で上昇している銘柄もあり、6564 ミダックHDは5.13%の上昇、

9010 富士急行は3.07%の上昇となりました。

そして不気味な上昇をしている銘柄もあり、

学校の卒業・記念アルバムの制作をしている7901 マツモトが69.04%上昇で

年初来高値更新でストップ高となっており、仕手株の気配を感じました。

そして9984 ソフトバンクグループが3.03%の上昇となっており、

何とか日本株下落の歯止めになった印象を受けました。

ただ千竃としてはソフトバンクグループの価値に関しては懐疑的な思いがあります。

 

そして日銀の黒田総裁が首相官邸入りをして岸田総理と会談し、

「急速な円安進行は好ましくない」という旨を示しました。

非常に選挙を意識した流れを感じ、第一ステージでの介入の様なものなので、

これによって円安のスピードが落ちることはあっても、円安の方向性は止まらない様に思います。

 

 

 

前場の売りの背景

220620プットオプション
図は20日のプットオプションの出来高上位ランキングですが、

20日の日経平均株価が下がっていたのにも関わらず、

軒並みプットオプションは前日比(先週金曜日)より下がっていました。

なのでボラティリティを誘発する様な下げはひとまず落ち着き、

近日中は大きな急落はない様に思います。

 

 

220620アジア市場
そしてなぜ20日の前場の連続的な売りが起きたのかというと、

海外投資家の総アセット売りがあったからではないかと思います。

日本株だけではなくアジア市場も一緒に売られていたので、

本日の下落は日本株独自要因ではなく、

海外投資家の損切、即ち総アセット売りが起きたからだと思います。

 

 

 

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