関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
27日の日経平均株価は26,871円と3日続伸となりました。
27日の上昇はリターンリバーサルの影響かと思います。
オプションを見るとコールオプションが2倍以上上昇しており、
それだけアップサイドへの需給が高まりつつあります。
SQ日も近い中でそれだけコールオプションが買われているというのは、
何か仕掛け的な動きも意識されます。
株式市場を見ると売られ過ぎていた反動、リターンリバーサルが続いている印象があります。
例えば6月前半にずっと売られていた4063 信越化学工業は4.74%の上昇となりました。
また電力需給の厳しさから原発再稼働を織り込んだ電力会社の買いも多い一日でした。
9501 東京電力HDは7.55%の上昇、9503 関西電力は1.37%の上昇、
9502 中部電力は3.13%の上昇と軒並み電力会社は上昇していました。
またWHOがサル痘の緊急事態宣言を見送ることを発表したことが話題になりました。
千竃としては株式市場のブラックスワンを警戒していたので一安心しました。
コロナウイルスの時は緊急事態宣言が出て1ヶ月で暴落したので、
こういった緊急事態宣言のヘッドラインでアルゴリズムが暴走することを警戒していたのですが、
ひとまずは安心できるということで悪くないニュースだったと思います。
日経平均株価に近い27,000円のコールオプションがやたらに出来高が多いのが分かります。
日経平均株価が300円以上も騰がって、急騰するかもしれないというときは、
通常なら日経平均株価よりも少し上の方に出来高が多くなるのですが、
今回の様に日経平均株価に近い価格に出来高が多いというのは、
そこまで上昇に対してのプレッシャーがないのではないかと思います。
もしかするとSQは27,000円行くか行かないかを意識しているのではないかと思います。
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