関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
28日の日経平均株価は27,049円と4日続伸となりました。
日経平均株価は久しぶりに27000円台に回復しました。
上昇の背景としては再投資や月末へのリバランスなど、
相場の底力というよりは需給的なものがあったからだと思います。
プライム市場では4営業日連続で値上がり銘柄数が1000銘柄越えをしました。
この部分だけ見ると相場の強さを感じますが、
やはり7月8日のあのイベントが気にかかるので警戒をしています。
そしてスイスフラン円が42年ぶりの高値となり、為替相場が大きく変動しています。
株式市場を見るとプライム市場でかなりの出来高があり、
家電系などが大きく買われている印象がありました。
例えば9831 ヤマダHDは3.18%の上昇で年初来高値を更新しました。
オプション市場を見ると、コールオプションに変化がありました。
コールオプションは前日比から40~50%以上と大きく騰がって、
ほとんどのコールオプションが始値から2倍になっていました。
日経平均はたった178円しか騰がっていないのにも関わらず、
1日でコールオプションが2倍になっているということは、
それだけコールオプションに火が付き始めたということです。
ここまでの勢いがあれば1日で落ちることもなさそうですし、
27日は27000円のコールオプションがチクチク買われていたのが、
一斉にもう少し上の方のコールオプションにもボリュームがある買いが入っているので、
仕掛け的な意味合いの買いがあったのではないかと思います。
リーマンショック的中で有名な投資家マイケル・バーリ氏が、
小売りセクターでブルウィップ効果が起きており、
利上げやQTの反転につながる可能性について示唆したことが話題になりました。
ブルウィップ効果とは物流における川上の事業者であればあるほど、
末端の需要動向の変化が増幅されて伝わることをいいます。
つまり顧客の需要予測が不正確になりつつあることを示し、
どちらかといえばインフレ時におきるデフレの可能性について示唆しています。
今株式市場では猛暑関連、サマーストックが熱いです。
既に騰がってしまったとはいえ、やはり注目はしておきたい銘柄群です。
例えば飲料では4578 大塚HD、2593 伊藤園、
肌のケアでは4527 ロート製薬、気象情報では4825 ウェザーニューズなどがあります。
そして猛暑での電力不足に対する原発再稼働を期待しての各電力会社なども注目です。
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