FOMC警戒で膠着状態の日経平均株価

注意書き①

7月26日の相場解説

26日の日経平均株価は27,655円と続落となりました。

米国のGDP速報値の発表やFOMCの公表が控えており、

マーケットは非常に警戒している状況となっています。

 

プライム市場、スタンダード市場、グロース市場などいずれの市場でも値上がり銘柄数は多く、

日経平均株価は下落しているものの、日本株の地合いは決して悪くありませんでした。

またTOPIX Small指数が約0.5%も上昇しており、

株の勢いは中々下がらないという空気が整いつつありますが、

これが8月相場に入っても維持できるかというと中々難しい部分もあります。

 

26日の株式市場で気になったのが9984 ソフトバンクグループで、

3.2%の上昇となり、株価好転の兆しが見えつつあります。

株価のチャート上でも2021年6月以来に200日移動平均線を大きく超えました。

ここまで上昇した背景には、香港のプライマリー市場にアリババが上場するということで、

アリババに出資しているソフトバンクグループに恩恵があるのではないかという思惑が影響しました。

 

米国市場では、VIX指数が40になるコールオプションが過去最高水準に積みあがっているそうです。

これは恐らく大きな投資家の仕業ではなく、小粒な投資家のコールオプションではないかと思います。

なので穿った見方をすると、だからこそ株は底をうったという考え方も出来ます。

今すぐVIX指数の急騰に繋がるというわけではありませんが、

これからもVIXの動向が気になるところです。

 

 

 

バイデン大統領がテクニカル・リセッションに反論!?

イエレン財務長官やバイデン大統領が

「テクニカル・リセッション」の観測について反論をしていることが話題になりました。

テクニカル・リセッションとは2四半期連続でGDPがマイナスになることを示します。

なので26日夜に発表される米国GDPがマイナスだった場合、

1~3月期・4~6月期の2四半期連続のマイナスとなるので、

テクニカル・リセッションになると言われていますが、

これにイエレン財務長官やバイデン大統領が「リセッションではない」と反論しており、

景気後退はほぼないだろうという旨の発言をしていました。

しかしこの発言は両氏が中間選挙を控えている身だということもあるので、

そういったスタンスをとっているのだと思います。

なのでGDP統計が発表されて、2四半期連続のマイナス成長だった場合は、

株価にとってマイナス材料になるのではと思います。

 

 

 

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