関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
1日の日経平均株価は27,993円と反発となりました。
日経平均株価は約2週間近く26,700円~28,000円の間を膠着しています。
そして日経平均先物には放れる準備が見受けられており、
オプション市場でも少し緊張感が出てきています。
なので近日中に放れる準備をしておいた方が良いかと思います。
株式市場を見ると値上がり銘柄数が多く、それだけ株の地合いが良いことが分かります。
好決算で素直に買われるぐらい値上がり銘柄が多いですが、
買われる銘柄と買われない銘柄の濃淡はハッキリしている印象を受けました。
またドル円が約1%円高になっているのに対し、
7203 トヨタ自動車が3.51%の上昇となっており、
円高に負けないトヨタ自動車の上昇には目を見張るものがありました。
そして6857 アドバンテストは3.69%の上昇となっており、
好決算だったことが素直に評価されて上昇となりました。
良い決算で素直に騰がるというのは非常に良い相場状況だと思います。
世界のニュースをみると、
サウジアラビアの第2四半期のGDPが11.8%上昇したことが話題となりました。
有名投資家ジム・ロジャース氏が日本株の大暴落を予言したことが話題になっています。
ただリップサービス的な意味合いで言っている様なものなので、
そこまでストレートに受け取る必要はないかと思います。
プライム市場の値上がり銘柄数が非常に目立ちました。
売買代金は月初の買いも入って3兆円となりました。
そしてトリガーになるのはオプション取引だと思います。
現物株では非常に好調となっていますが、オプション市場はやや微妙となっています。
図はドル建ての日経平均株価のチャートで、上半期はずっと下落傾向にありました。
それがこの1週間ぐらいは上値抵抗ラインを超えて逆襲し始めています。
この背景には円高になったことと依然として日本株が強いことが影響していると思います。
6月の高値を更新して、3月の高値も更新しています。
これは雑音となるオプション取引がないことが関係しており、
雑音がないから素直に年初来高値奪還の動きが出ています。
しかし日経平均株価にはオプション取引があるので、
この日経225オプションのトリガーが引かれたら、大きな動きがあると思います。
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