関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
4日の日経平均株価は27,932円と続伸となりました。
日経平均の値幅は今年最小となり、いよいよ上放れもしくは下放れを警戒し始める状況となっています。
4日は注目されていた7203 トヨタ自動車の決算が発表されました。
一応は上方修正はしているものの、中国のロックダウンやウクライナ問題の影響で
芳しくないものがあることも示唆されていました。
そしてサプライズ感がなかったことと市場が未だ警戒していることから2.99%の下落となりました。
株式市場を見るとグロース市場が盛り上がっており、直近売られていたような銘柄が買われていました。
一方で8591 オリックスはそこまで悲観的になる様な決算ではなかったのですが4.78%の下落となりました。
なので保守的に考えるとどこかのタイミングで買いたいなと考えています。
また6976 太陽誘電は決算が市場予想を下回ったことで5.32%の下落、
6326 クボタも上方修正していましたが市場予想に届かなかったため4.7%の下落となりました。
こういった上方修正しても市場予想未達により売られる銘柄がチラホラと見られました。
世界市場を見ると原油価格が急落していました。
NASDAQが上がって原油が下がったり、日経平均が騰がってTOPIXが下がったりと、
そういった市場のダイバージェンスが発生しており、注意していきたいところです。
図はNT倍率のチャートで、今年一番の最高値をつけました。
NT倍率とは日経平均株価をTOPIXで割ったもので、両指数の相対的な強さを示します。
そして過去NT倍率が天井を打ったところを日経平均株価の日足チャートで見ると、
だいだいNT倍率が天井を打ったところと日経平均株価が天井を打ったところは、
似たような位置にある状況となっています。
原油はリーマンショック時にはいち早く先行して下がっていたので、
穿った見方かもしれませんが、リーマンショック時と似たような形を辿っている状況なので、
この8月相場で見過ごすわけにはいかないと思います。
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