日経平均株価の買いサインの正体とは?

注意書き①

8月8日の相場解説

8日の日経平均株価は28,249円と4日続伸となりました。

先週金曜日のアメリカの雇用統計を経て、

労働市場の盛り上がりへの期待から金利が騰がり、それにつられて円安が進行しました。

そうなったことで業績の期待が継続して押し目買いとなった一日だと思います。

 

株式市場を見ると、6920 レーザーテックが相場を牽引していました。

先週5日金曜日に発表された業績発表が

これ以上ない程の好決算だったことが影響して9.47%の上昇となりました。

好業績だから買う、悪い業績だから売るという

市場の原理通りに動いていて健全な状態だと思いました。

ただし同じ半導体銘柄である8035 東京エレクトロンは、

行政指導が入ったというニュースがあったので明日の株価は非常に不透明なものとなっています。

またレーザーテックと同日である5日に業績発表があった7269 スズキも、

市場予想を上回る四半期営業利益が好感されて10.44%の上昇となりました。

そして本日9984 ソフトバンクグループの決算発表がありました。

非常に悪い決算となり、四半期ベースだと過去最悪のものとなりました。

しかしソフトバンクグループは投資会社でもあるので、一概に下がるとも言いづらいものがあります。

日経平均株価への寄与度が高いだけに注意はしておいた方がいいかと思います。

 

そして7月の景気ウォッチャー調査が発表されましたが、

行動規制はないものの飲食店やサービスなどの分野は相当悪化していました。

現状判断DIも先行き判断DIもかなり悪い結果となっていました。

 

 

 

日経平均株価の買いサイン!?

220808日経平均株価にゴールデンクロス
日経平均株価のゴールデンクロスが話題になっていました。

13週移動平均線と26週移動平均線がゴールデンクロスとなりました。

短期線が長期線を下から上に突き抜ける買いシグナルのゴールデンクロスとなりました。

しかもどちらも上向き状態が前提となるゴールデンクロスは2019年10月以来となります。

しかし実際の結果を見ると簡単に「黄金の買いサイン」と言えるようなものではなく、

勝率自体は大体40%ぐらいとなっていました。

 

 

 

鍵を握るは8月10日

今8月10日に主なイベントが集中しており、マーケットの焦点になっています。

大きなイベントとしては2つあり、1つ目が内閣改造・党役員人事が予定されています。

そして2つ目が米国の消費者物価指数(CPI)の発表があります。

更に翌日11日は山の日で祝日となり、日本市場は休場となります。

そして12日にSQを迎えることとなります。

 

 

 

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