関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
16日の日経平均株価は28,868円と小反落となりました。
株式市場を見ると、グロース株やマザーズ株が非常に強かった印象があります。
マザーズ指数は750.21と2.69%の上昇で3日続伸となりました。
東証グロ−ス指数も954と2.69%の上昇となりました。
押し目買いの意欲が足元の需要要因ではないかと思います。
その中でもクラウド型会計・人事労務ソフトで有名な4478 freeeは6.83%の上昇、
7794 EDPは18.06%の上昇でストップ高となり年初来高値を更新しました。
また4371 コアコンセプト・テクノロジーも12.12%の上昇でストップ高となり年初来高値を更新しました。
色々なところでリスク選好型の動きが出ており、
この動きは日本市場でも米国市場でも起きていると感じました。
米国市場ではS&P500が半値戻しを達成したことで話題になりました。
史上最高値から半値戻しとなり、そうなると全戻しへの期待も出てきますが、
リーマンショック時にも半値戻しがあり、その後暴落が起きているので、
「半値戻しは全戻し」とはいえないと考えています。
また15日に発表されたNY連銀製造業景況指数は-31.3と大幅悪化となりました。
これは2001年以降で2番目の大きな下げとなりました。
普通の状況なら1000ドル安ぐらいになってもおかしくないはずなのですが、
今は悪い経済指標が出るとなぜか利下げを織り込むような楽観モードに入っており、
色んなことから無視を決め込んでいる様な状況を感じました。
大物投資家たちの投資先が出揃いました。
まずは今年絶好調なソロス・ファンドを率いているジョージ・ソロス氏は、
ハイテク株の空売りを手仕舞って、大幅な買いに転じています。
そして投資の神様で有名なウォーレン・バフェット氏は、
米国の石油・ガス大手のオキシデンタル・ペトロリアム株を引き続き買い集めており、
ビデオストリーミングの会社や住宅ローン貸付の会社など新しい分野の買いも行っています。
「世紀の空売り」で有名なマイケル・バリー氏は、Apple株のショートを清算しました。
世界最大のヘッジファンドであるブリッジウォーター・アソシエーツを率いるレイ・ダリオ氏は中国株を清算しました。
この中で最も成績が良かったのはレイ・ダリオ氏で上半期のパフォーマンスは約30%となりました。
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