関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
19日の日経平均株価は28,930円と続落となりました。
日経平均は29,000円を背にして伸び悩む形となりました。
また今回の日経平均の下落は、
寄与度が高い9983 ファーストリテイリングの1.25%の下落が影響したと思います。
株式市場を見ると、半導体銘柄が比較的強かった印象があります。
それはフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が強かったことや、
米国の半導体株が好業績だったことも相まって日本の半導体株も強くなった流れだと思います。
8035 東京エレクトロンは1.48%の上昇、6146 ディスコは3.03%の上昇、
7735 SCREENホールディングスは1.03%の上昇となりました。
そして日本の7月消費者物価指数が発表され、前年同月比2.4%の上昇となりました。
2%超え上昇は4カ月連続となっています。
最近は常に楽観的な相場が続いていますが、
その背景には米国のデリバティブ市場が牽引してきた一面もあります。
それが19日のSQで強制決済されるということになるので、
今まで売買代金が少ない中で上昇していたマーケットが、
このデリバティブ市場が清算された後の来週以降どのようになるのか気になるところです。
またユーロドルなどと比較してみると、円安というよりはドルが高いといった状況になっています。
日経ダブルインバースETFがNISA口座や
証券会社に借金をする形の信用取引の買いなどが増えています。
ダブルインバースETFが購入されると、証券会社などが先物売りを使って組成します。
ETFの裏には先物が関係しているわけです。
この先物が日経平均のちょっとした踏み上げの追い風になっていると思います。
そしてこういった動きを見るのは下記のサイトがオススメだと思います。
日証金ドットコム https://www.nisshokin.com/
図は7月15日~8月19日までの約1ヶ月間の日本株の指数のパフォーマンスのチャートですが、
日経225CFDが突出してハイパフォーマンスを出していることが分かります。
日経225CFDは+8.8%に対して、TOPIXは+5.2%、TOPIX100は4.9%、
TOPIX Valueは+3.5%となりました。
この日経平均だけが上昇していた状況が修正されるのではないかと思います。
いつもブログにアクセスして頂きまして ありがとうございます。
もし今日のブログ記事が投資の参考になりましたら大変お手数ですが
こちらのバナーをクリックして暁投資顧問の応援をして頂けますと幸いです。
最新情報をお届けします