関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
20日の日経平均株価は27,688円と反発となりましたが、
一時は300円超の上げ幅があったものが約120円の上げ幅で終えました。
20日の相場は大きく動きました。
ネット上での人気株6619 ダブル・スコープが20.17%もの急落でストップ安となり、
この急落の余波が日本市場を若干ネガティブに引きずり、新興市場にまで影響が広がりました。
しかし意外にも日本株は強いものが多く、値上がり銘柄数も多かったです。
先日紹介したスノーリゾート関連銘柄の6040 日本スキー場開発は6.8%の上昇で年初来高値更新となりました。
またインバウンド関連銘柄で2780 コメ兵HDも5.94%の上昇で年初来高値更新となりました。
また20日は寄り付き前に日本の8月消費者物価指数が発表されて、3%も上昇し、2014年9月以来の最高水準となりました。
日本の物価もジリジリと上がっているとなると、日本の政策変更の圧力が少し増した感じになります。
為替介入はしないが、その一歩手前であるレートチェックを日銀がし始めており、
黒田総裁の来年3月退任説が浮上している中で、
日本政府も政策変更するのではないかという思惑が下落の材料になり始めた様に感じました。
20日に発表された8月消費者物価指数は、総合指数では3.0%の上昇で2014年9月以来の伸び率となりました。
22日には早朝にFRB金融政策発表があり、その後に日銀金融政策発表あります。
そこで日銀の黒田総裁がどのような発言をするのか注目されています。
6619 ダブル・スコープは20.17%下落で2日連続ストップ安となりました。
これがもし出来高もなく、21日もストップ安となり、3日連続ストップ安となった場合、22日の値幅が4倍に拡大されます。
つまり理論上では株価が500円未満になることがあり得ることになります。
そうなると22日からはかなりの投機マネーが集中する可能性が出てきて、非常に投機的な値動きが見れるのではないかと思います。
相場の格言で「知ったら終い」という言葉があります。
これは材料が実際に世に出てしまったら、相場はお終いになるという意味です。
材料が出た瞬間にそれはもう織り込み済みとなって手仕舞いになります。
これは悪材料に限らず好材料でも同じとなります。
なので情報は殆どの人が知らない情報が良いですが、情報入手よりも事実を知って投資をした方が良いと思います。
なので投資家は情報入手力よりも情報処理力の方が大事だと思います。
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