関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
先週はFOMCに日銀金融政策決定会合、そして為替介入もあって、
更にイギリス発の世界株式市場下落が起きたという波乱に満ちた1週間となりました。
先週は中央銀行ウィークだったこともあり、世界中で利上げが決定しました。
そして株式市場ではその利上げを嫌気した形となりました。
米国市場では米国10年債の方が株式よりも比較的リスクがないということで、
株式から債券市場にという流れが本流になっています。
イギリスでは新政権であるトラスト政権が減税政策・財政出動を決めましたが、
その原資は国債を発行するというもので、それにより国債市場に波乱が起きて、
金利が騰がって株が安くなる状況となりました。
そして日銀の為替介入は悪くはないのですが、
ドル高は過去に様々なショック安を引き起こしてきたので、
結局のところ為替介入したその年が円の一番安いところになっている傾向があります。
米国市場ではNYダウ指数が6月につけた年初来安値を更新し、3万ドル割れとなりました。
2021年から買った人は全て損失となり、上げは帳消しとなりました。
ただNYダウのテクニカル的なリバウンドはあると思います。
そしてVIX指数はリーマンショック時の2008年と同じ挙動を辿っており、
S&P500の株価の動きもリーマンショック時をなぞっているという話は当たっている様に感じます。
VIX指数単体で見ると、VIX指数が30%を超えてもそこまで長期化することはありません。
そして今回もVIX指数は高値が30%を超えているので、
今まさに投資をするべき段階にきているのではないかとも思います。
月曜日の日本市場について考えると、
恐らく日経平均株価のチャート上ではボリンジャーバンドのバンドウォークになるかと思います。
ただ恐らく窓を開けると思うので、その場合は三空叩き込みとなり、チャート上では強気の形となります。
なので流石に先物を買うのはリスクが高いですが、今まで高かった銘柄が結構下がることになるので、
そういった銘柄をここぞという時に買うチャンスになるかと思います。
だから日本株の強気スタンスは維持してもいいかと思います。
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