関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
28日の日経平均株価は26,173円と大幅反落となりました。
一時は下げ幅が600円超となる場面もありました。
米国のアップルを巡るネガティブ材料などが続々と出てきたため、
半導体銘柄が下がったりなど弱り目に祟り目といった状況が株式市場では続いています。
米国市場を見ると米国10年債はついに4%まで金利が上昇しており、
米国の住宅ローンは7%まで上がっている様で、非常に大変な状況となっています。
しかしドル円は145円、146円と上昇していくような気配はなく、
やはり為替介入が効いている部分があるのではないかと思います。
また米国のイエレン財務長官が中間選挙後に退任される可能性が出てきています。
ただ10月は中間選挙前なのであまり相場は大きく下の方にはブレないのではないかと思います。
そしてTOPIXの先物に警戒をしています。
なぜならコロナショック時に匹敵するぐらいの規模感で8000枚相当の売りが出ていたからです。
さらに前々日ぐらいにも同じぐらいの規模感で出ていました。
コロナショック時は実は日経225先物主導ではなくTOPIXの先物主導でした。
今の状況を見るに日本株全体をスライス売りしており、それが非常に嫌な感じがします。
株を売り叩くというよりは、とにかく現金化を急いでいる様な印象を受けました。
オプション市場を見ると、プットオプションの出来高が非常に多く、
始値からも大きく上昇している状況となりました。
月曜日から日経平均株価が下がる保険の需要が膨らみ始めています。
ついに23,500円のレベルまで下がるプットオプションですら買われている状況となっています。
テクニカルで下落相場と向き合えることが出来るのがバンドウォークで、
ボリンジャーバンドというテクニカルを利用します。
-2σ~-3σあるいは2σ~3σの筒の中を駆け巡り、抵抗線が常に2σとなります。
そして図の矢印部分が-2σで上値の抵抗線となっていることが分かり、
強い売りトレンドが出ていることが分かります。
28日の下落は恐怖と絶望感に溢れたものとなりました。
なぜなら権利付き最終日に暴落してしまったからです。
そしてTOPIX先物のスライス売りが入っており、
この機械的な売りによって底が見えない感覚に陥いる状況となりました。
こういった状況下では退場してしまう方もいると思います。
主な退場してしまうケースとしては、信用取引等でレバレッジを掛け過ぎていたり、
今回の様な株価下落でパニック売りに走っていたり、
今の株の将来に夢を見れなくなり、このまま持ち続けるのが怖いという思考に陥ったりするケースなどがあります。
なのでそういった状況になってからアタフタする前に、ヘッジ取引を常にしておけば良いのではないかと思います。
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