先物取引で損をする投資家へ。オプション取引について。

注意書き①

先物取引にはデメリットがある

先物取引には損失限定的に見せかけて、

実は損失無限大的な部分があると千竃は思います。

 

先物取引は、利益は伸ばせば伸ばすほど無限大となりますが、

その取引のしやすさ、アクセスのしやすさ、手軽さといった部分から

どうしても損失を被りやすい投資商品ではないかと思います。

 

先物取引のメリットでもありデメリットでもある部分は4つあると思います。

まず1つ目が乱高下しやすいことです。

1日で1000円下がったらと思ったら、1日で1500円騰がったりと、そういったケースが結構あります。

2つ目が携帯電話などですぐ取引にアクセスしやすいことです。

そして3つ目はそのアクセスのしやすさから追証がかかってしまうことです。

最後の4つ目がメンタルに影響がでやすいことです。

つい夜に先物のチャートを見てしまったり、

朝方に先物がバンっと上がっているのを見てしまったら、

気になってしまい携帯を手放すことが出来ず、他のことが身に入りません。

そうなってしまうとメンタル的にも投資的にも非常に良くないことです。

 

 

 

オプション取引の場合

日経平均株価が上がると思ったら、日経平均レバレッジETFに投資したり、

日経平均先物を購入したりするのも一つの手段だと思います。

 

しかしオプション取引であればバーティカル・ブル・スプレッド、

暁投資顧問流で言えばデビッドスプレッドというやり方があります。

コール買いとコール売りをそれぞれ1枚ずつ買うやり方で、

例えば日経平均株価が27,100円だとしたら、

27,250円のコールオプションを1枚買って、27,500円のコールオプションを売ります。

利益は限定的となりますが、損失も限定的になります。

これが「相場が騰がるかもしれない」に賭けた簡易的なオプション取引となります。

 

また反対にオプション取引では

相場が下がるかもしれないという時にも対応することが出来ます。

それがバーティカル・ベア・スプレッドです。

これはプット買いとプット売りをそれぞれ1枚ずつ買うやり方で、

例えば日経平均株価が27,100円だとしたら、

26,750円のプットオプションを1枚買って、26,500円のプットオプションを売ります。

 

先物取引だと今しか見ることが出来ず、その先をシミュレーションすることが出来ません。

一方でオプション取引はその先をシミュレーションすることで、

利益は限定的になりますが、損失も限定的にすることが出来ます。

利益か損失、どちらを重視するかによりますが、

やはり相場で重要なのはどれだけリターンを得られるかよりも、

どこで損失を守るか、資産を守るのかがポイントになってくるのではないかと思います。

 

 

 

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