関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
4日の日経平均株価は27,199円と大幅続落となりました。
株式市場を見ると、日経平均株価が下落した割には新高値更新した銘柄もあり、
日経平均株価も27,000円を割れずに終えました。
9201 日本航空(JAL)は1.93%の上昇、9202 ANAHDは0.77%の上昇で共に年初来高値更新となりました。
また8031 三井物産も1.4%の上昇で年初来高値更新となりました。
そして好業績を発表したにも関わらず、事前の期待が高すぎたため売られてしまった銘柄もいくつかありました。
2日に業績発表があった2372 アイロムグループは14.79%の下落、
4日に業績発表があった5947 リンナイは6.39%の下落となりました。
そしてやはり個人投資家に非常に注目されていた4393 バンク・オブ・イノベーションは
26.08%の大幅下落でストップ安となりました。
そういった影響でグロース株が結構売られてしまう展開となりました。
とはいえ業績を増額修正している銘柄は依然として素直に買われており、
マーケットは健全な状況が続いていると思いました。
世界市場を見ると、中国でコロナマネジメントの会合がある影響で、
上海総合指数や香港ハンセン株価指数、韓国総合株価指数は強烈な上昇をしていました。
北朝鮮のミサイル発射が話題になっています。
2022年はなんと40発以上打っており、明らかに挑発されています。
日本の防衛費も5年間で48兆円程度の見積もりがされており、岸田首相も防衛費の相当な増額を掲げています。
このことから防衛関連企業に仕事が増えるのは明らかだと思います。
やはり防衛関連銘柄と言えば大企業で3つあり、
原子力から宇宙まで総合力のカンパニーである7011 三菱重工業や、
航空宇宙システムカンパニーの7012 川崎重工業、
総合重機大手で航空エンジンやボイラーで有名な7013 IHIとなります。
そして中小企業では4274 細谷火工、6203 豊和工業、6208 石川製作所となります。
やはりこれからのことを考えると防衛関連銘柄のいずれかは持っておきたいところだと思います。
今の日経平均株価は下落していますが、
千竃としては押し目買いの好機が到来しているのではないかと思います。
それには3つの理由があり、1つ目が日米の恐怖指数がいずれも低いこと、
2つ目が裁定売り残が裁定買い残より大きいこと、
3つ目が日本株の好業績と壁があります。
米国の恐怖指数であるVIX指数も日本の恐怖指数である日経平均VIも、
株の下落とともに下がっている傾向があります。
つまりオプション市場ではそこまで恐怖感がなく、楽観している節があります。
718ポイント辺りが押し目になっていることが分かります。
恐らく10月3日に出したところが今年の大型株指数の底であり、壁になると思います。
またここは穴でもあるので、ここを割ってしまうとそのまま落下してしまう危険性をはらんでいます。
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