関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
11日の日経平均株価は28,263円と大幅反発となりました。
株式市場を見ると、ほとんどの銘柄が上昇していました。
ただ1日で7円もの円高があったことにより、
円安恩恵銘柄が多い空運業や陸運業などが嫌気されて下落していたのが印象的でした。
そして反対に半導体や機械などの先導株がかなり上昇していました。
ただ内需が売られて巻き戻しが起きていると考えると、
下がっていたところを買うのもありかなと思いました。
また7日の決算発表で減益の見通しを発表して下落した8591 オリックスが、
化粧品や健康食品で有名なDHCを約3000億円で買収するということで話題になりました。
10日の10月米国消費者物価指数の発表によってインフレがピークアウトし、
歴史的な米国株上昇と同時にドル円もピークアウトとなりました。
NASDAQは数年に1度の急騰により7%の上昇となりました。
前日の暗号資産などのネガティブなニュースを受けて、弾みがついたものとなりました。
ただNASDAQのこういった歴史的な上昇はほぼベアトレンド、
つまり下落トレンドの中の上昇だということは気に留めておいた方がいいと思います。
1日の下落幅を見ると相当なものとなっています。
NASDAQは50日移動平均線を超えて、
金利は50日移動平均線にサポートされているという面白い状況となっています。
そしてドル円も同時に大きく下落となり、ついにドル円は140円台を割るところまで来ました。
この背景には10月の米国消費者物価指数(CPI)が市場予想を大きく下回ったことにあります。
これにより市場はインフレがピークアウトしたと解釈し、金利が急低下となりました。
そして金利が急低下したことで今までの巻き戻しが起こり、米国株が急騰し、ドル売りが進みました。
またインフレがピークアウトしたということでFedウオッチ的には12月の利上げは25bpが濃厚と言われています。
なのでこれからはドルバブルから業績を織り込む逆業績相場に入るのではないかと思います。
今まで金利次第だったものが業績次第に変わる流れになりそうです。
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