関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
日経平均株価 月足 月足陰線 意外にも2012年以降は3ヶ月以上連続の陰線は無し
私は所謂アベノミクス相場は2012年秋から2014年12月迄とみています。
大雑把に言ってしまえば、それ以降の日本株は米国株に連動して上昇しただけで主体性はないとみています。
三本の矢と言う言葉もすっかり聞かなくなりましたし、金融緩和に期待している市場参加者は殆どいないでしょう。
この先も日本株の上昇トレンドが続くかどうかは米国株次第と見ています。
「ジャパンアズナンバーワン」という言葉が流行った80年代のような日本独歩高はないでしょう。
と言う訳でNYダウと日経平均株価の月足チャートを並べて見ましたが、同じ上昇トレンドでも動きは異なっています。(国が違うので当たり前と言えば当たり前ですが)
2012年以降を見てみるとNYダウの月足陰線が連続で示現したのは最高で3ヶ月。
意外なことに日経平均も月足の連続陰線記録はNYダウと同じ3ヶ月。
但し、時期も違いますし何より下げ幅が全く違います。
2012年以降でNYダウが3ヶ月連続で陰線となったのは2016年8月~10月。
米大統領選前の不安定な時期でした。
調整前月の高値18622.01ドル、2016年10月安値が17959.95ドル、高値から安値までの下落率はわずか3.5%。
一方、日経平均株価が3ヶ月連続で陰線となったのは2015年12月~2016年2月。
記憶に新しいですが、2016年年初のあの急落です。
調整前月の高値20850円、2016年2月安値が14865.77円。下落率は約28%です。
無論、NYダウも2015年12月、2016年1月は下落しました。
調整前月の高値が17977.85ドル、2016年1月安値が15450.46ドル。下落率は約14%です。
同じ調整局面を見ても日経平均株価より下落期間も短いし下落率は倍違います。
・・・米国がくしゃみをすれば日本が風邪をひくなんて言われていますが、強ち嘘ではないことが良く分かりますね。
尤も、2012年より前を見るとNYダウは2011年5月~9月まで5ヶ月連続で下落しています。
ギリシャ債務危機が浮上し、リーマンショックに継ぐ信用不安に世界が戦いていた時期です。
それを考えると2012年以降の米国株がいかに強かったかという事が良く分かりますね。
この2011年5月~9月までの下落は調整前月の高値が12832.83ドル、2011年9月安値が10597.14ドル。5ヶ月連続下落でも下落率は約17%と、それ程大きな下落にはなっていません。
ちなみに、リーマンショック以降の調整によるNYダウ最大下落率はこの17%です。
2015年のチャイナショック前~2016年1月までの下落率も16%程度でした。
もう10年近く20%以上下落していないわけですから、そりゃあVIXは下がり続けるしVIXベアも流行る訳ですね。
正確な予想は出来ませんが、恐らく2018年か2019年に2011年のNYダウ下落率17%を超える下げがあると思います。(既にその過程にある可能性は否定出来ません)
その時は恐らく、どんなに業績の良い銘柄でもかなり下げるでしょう。
どこでバーゲンセールと判断するのか非常に難しいですが、その時にそなえてキャッシュの準備はしておきたいですね
暁投資顧問 平下
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