関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
目次
2016年以降の米国株式市場、ひいては世界株高を牽引したFAANG。
(Facebook、Amazon、Apple、Netflix、Google(Alphabet))
今月初旬に急落の煽りを受けましたが、今どうなっているのか確認しておきたいと思います。
急落前の水準まで届いていないのはFacebookとGoogleのみ。
Appleは急落前の水準まで戻しており、AmazonとNetflixに至っては最高値を更新しています。
ここを見る限り、市場参加者はハイテクセクターへの強気姿勢を全く変えていないようです。
当然、NASDAQ指数、SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)も急反発。
2指数ともに高値更新を射程圏内に捉えてきました。
結局、今月初旬の調整は杞憂に過ぎず、これまで通り格好の押し目となるのでしょうか?
先日米ウォルマートが決算を嫌気して急落しましたが、ハイテクセクターの業績は米長期金利やVIX指数以上に重要な指標と見ています。
そこが減衰しなければ、トランプバブルはもう暫く続くかも知れません。
まぁ、先日の急落や上述のウォルマートの急落をみても、今はリターンよりもリスクが大きい状況という見方には変わりありません。
バブルに乗るのは簡単ですが、急落前に売り抜けのは至難の業。
目一杯リスクは取らず、ヒットアンドアウェイを意識したいと思います
暁投資顧問 平下
最新情報をお届けします