日経平均株価　レンジ上抜け　上昇続く

 

 

 

今週の日経平均株価は前週末比285.75円高となり、終値は22758.48円となりました。

 

週足は陽線が示現。陽線はこれで7週連続となっており3月末以降は上昇が続いています。

 

節目の22500円も明確に超えており、23000円も視野に入ってきました。

 

ドル円　円安一服　もみ合い続く

 

 

 

ドル円は5月11日引け後の時点で1ドル＝109円30銭台で推移しています。

 

前週末は1ドル＝109円80銭付近で推移していましたのでやや円高に振れましたが大きな動きは無し。

 

週足は今のところ陽線が示現していますが、夜間の動き次第では陰線になるかも知れません。

 

今週は円安のフォローもなく日経平均は上昇しており、株の強さが際だった1週間となりました。

 

日経VI　僅かに上昇

 

 

 

 

日経VIは前週末の15.17から15.19と僅かに上昇。

 

週足は陰線となっており、下落基調に変化はありません。

 

金利上昇リスクと貿易戦争への懸念は後退しており、何か新しい材料が出るまでは低下基調が続きそうです。

 

週次投資主体別売買動向　海外投資家の買い越し続く

 

 

 

 

 

 

 

前週分の投資主体別売買動向では海外投資家が現物・先物合算金額ベースで994億円の買い越し。

 

これで5週連続の買い越しとなっています。

 

自己も5週ぶりに買い越しており、売り越しが続いているのは個人。

 

前週は2営業日しかありませんでしたので金額は大きくありませんが、海外投資家買い、個人投資家売りの傾向は変わらず。

 

決算通過で来週も上昇は続く？

 

今週は決算発表ラッシュとなりましたが、全体相場はしっかり。

 

ひとまず決算は好感されているようです。

 

多くの企業は2019年3月期の業績が今期に比べ落ちるという見通しを示しましたが、市場予想よりも良かった・・・そんな感じですね。

 

米国株式市場も同様で、FAANGを筆頭とするハイテク株の上昇が目立っています。

 

米国の市場参加者の心理状態を示す強欲指数は4月中旬辺りまで弱気に傾いていましたが、足元は中立～やや強気の水準。

 

過度な懸念は後退したようです。過熱感もありませんし、もう暫くはジリ高が続くかも知れません。

 

ただ、今期並みの業績拡大が続く見通しを出している企業は多くないですし気になる材料もいくつかあります。

 

中国・アジア株の弱さ、1－3月の中国スマホ販売前年同期比16％減、

 

NVIDIAが示した仮想通貨市場の半導体売上げ急減の見通し，やけに高い原油価格・・・等々。

 

積極的にリスクを取りに行く相場ではないという見方に変わりはありません。

 

今週もおつかれさまでした。

 

 

 

暁投資顧問　平下

 

 

 

 

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