関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
原油価格が下落しています。
25日にサウジアラビアとロシアが石油の減産を緩和する方向で検討に入ったと報じられたことが急落要因となったようです。
上のWTI原油先物のチャートは過去1年間のものです。
チャートを見ると昨年の株高に原油高が寄与していることが良く分かります。
2017年6月に1バレル=42ドル辺りまで下げる場面がありましたが、それ以降は調整を挟みながら株価に先行する形で上昇を続けました。
今年2月の株安時には原油価格も大きく下落しています。
ただ、今年2月以降は株価と原油価格が連動しなくなってきました。
原油価格は4月に1月の高値を超え、5月も中旬まで上昇が続いていました。
株価がこれに追従するか興味深く観察していましたが、株価は1月の高値をまだ超えていません。
原油価格は上がれば物価上昇圧力になりますし消費に影響が出て来ますが、
逆に下がりすぎると産油国の経済に影響が出て来ます。
2014年~2016年にかけての原油安は産油国がシェールオイル潰しを目論んで原油を増産しわざと価格を下げたという説もあります。
その頃、シェールオイルの採算ラインは50ドルくらいだと言われていました。
とすると今は十分にシェールオイルは採算が取れる計算です。
原油価格は需給主導で激しく動く傾向があり予測はまず不可能ですが・・・
常識的に考えると原油価格が1バレル=70ドルを超えてどんどん上昇していくようなイメージは持ちにくいです。
サウジアラビアがサウジアラムコ上場に向けて原油価格を押し上げたいのは分かりますが・・・
もうひとつ、5月にはいって下落が続いているのがビットコイン。
きょう1ビットコイン=80万円を割って来ました。
原油安・ビットコイン安は2月急落時に見られた光景ですが、今のところ株価はしっかり。
VIX指数、日経VIもかなり低水準で市場にそれほど緊張感はありません。
原油安が物価上昇圧力を和らげ10年債利回りが低下しており、
金利上昇リスクの後退が株価にとってプラスに働いているようです。
ただ、以前ブログにも書きましたが本格的な株安は長期金利が低下し始めた時に起こります。
10年債利回りではなく、30年固定の米住宅ローン金利が上昇を続けているのも気になる点。
こういう相場は下げそうで下げない傾向もありますが、如何せん懸念材料が多いです。慎重にならざるを得ませんね。
暁投資顧問 平下
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