金で幸せは買えるのか? 紀州のドンファン没後の報道から

紀州のドンファン 野崎氏死後の報道に思う

 

 

成30年6月11日(月)紀州ドンファン

 

 

最近、お茶の間を賑わせているのが紀州のドンファンこと野崎氏の不審死です。

 

故・野崎氏は2年ほど前、愛人に自宅から大金を持ち逃げされたことで話題になりました。

 

野崎氏は貸金業や投資で財をなし、4000人の女性に30億円を貢いだそうです。

 

その後、自伝が出版され今年2月には22歳の女性と結婚したことが話題になりました。

 

しかし、それから3ヶ月後に自宅で不審死。遺体からは覚醒剤が検出されたそうです。

 

自殺なのか他殺なのか知る由もありませんし、野崎氏が幸福だったのか不幸だったのかは第三者には分かりません。

 

ただ、死後に出てくる話を聞くと野崎氏の人生は自著の表紙ほど華々しい人生ではなかったようです。

 

紀州のドン・ファン悲しき虚栄 脱税、刺され、名字も変える

 

弔問に訪れたのは40名程度だったそうで、元従業員からは書いてある本の内容は半分がハッタリと指摘される始末。

 

本名は樫山というそうですが、他社と誤解させる会社名をつけて貸金業をやって訴えられたり、

 

脱税で摘発されたり、知人に刺されたこともあったそうです。

 

上辺だけ見ても実態は何も分からないという例ですね。

 

・・・私は寝た女性の数や裕福さをひけらかす方の言うことは信用しないようにしています。

 

投資・トレードの世界でもそういう方がいますが、胡散臭いとしか思えませんね。

 

話が逸れましたが、故・野崎氏にお金を稼ぐ能力があったということは事実です。

 

金銭の多寡と人格、人間性は比例しないということが良く分かります。

 

私は幸福はお金では買えないと思っています。

 

話によれば野崎氏は22歳の方と結婚してからもナンパをやめなかったそうです。

 

4000人の女性に30億を貢いでも物足りず色欲に生きた野崎氏、

 

私はそうなりたいと思いませんし、それが幸せだとは思えません。

 

お金を稼ぐ手段に関しても考えさせられました。

 

ビジネスはお客様がいて成り立つものですが、お客様や親族に胸を張れる稼ぎでなければ何の意味もありません。

 

投資・トレードは「欲」と切っても切れない世界ですが、「欲」という字は“谷”を“欠”くと書きます。

 

人生山あり谷ありと言いますが、谷がないということは尽きない、尽くことがないということ。

 

そう考えると「足るを知る」ことのない人間は幾らお金を稼いでも幸福にはなれないでしょうね。

 

暁投資顧問 平下

 

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