強いナスダック ハイテク株主導相場は再びあるか?

ナスダック 最高値更新 上昇続く

 

 

平成30年6月21日(木)ナスダック

 

ナスダック強いですね。

 

5月以降一貫して上昇が続いており、6月20日に高値を更新してきました。

 

こうなってくると、昨秋のようにハイテク株主導で日本株ももう一相場あるのか?

 

・・・という話になってきますが、それに関してはまだ懐疑的にみています。

 

20日の米株市場引け後に米半導体大手のマイクロンテクノロジーが決算を発表し、

 

同社の株価は時間外取引で大きく上昇。

 

きょうはそれをうけて東京市場でも半導体関連銘柄が買われるかと思いましたが、

 

東京エレクトロンやVテクノロジーは全く動いていません。

 

 

平成30年6月21日(木)フィラデルフィア半導体株指数

 

 

フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)を見ると、

 

ナスダックと違ってまだ3月につけた高値をまだ更新出来ていません。

 

AMDなど一部の半導体株は非常に強いですが、

 

基本的にナスダック高値更新の背景にあるのはFAANGの上昇のようです。

 

SOX指数だけでなく、NYダウもナスダックの上昇について行けていません。

 

FAANG以外の半導体関連銘柄や輸出大型株などが上昇してこないと、

 

昨秋のような全面高になるとは考え難いですね。

 

 

暁投資顧問 平下

 

 

 

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