関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
猛暑関連銘柄 動きは?
連日暑い日が続きます。
猛暑は少し前まで景気にとってプラスと見られていましたが、
今夏は暑すぎて外出を控える人も増えているそうで、素直に株高要因になるとは見ない方が良いでしょう。
猛暑関連銘柄ですが、飲料メーカーやエアコンメーカー、アイスクリーム製造の菓子製造業など多岐に渡ります。
かなり銘柄が多く、全部挙げるとキリがありませんので動意があった、
若しくは動意付きそうな気配がある銘柄をピックアップしてみます。
まず、アイスクリームでお馴染みの2268サーティワン、6月27日以降上昇が続いています。
あずきバーでお馴染みの2209井村屋は先週少し動意付きましたが、足元はもみ合い。
この銘柄は昨年暮れから3ヶ月くらいで株価が約2.5倍も上昇しました。
テーマ性があるといっても流石に厳しいかも知れません。
同じ事が言えるのが、資生堂やコーセーなどの日焼け止めでお馴染みの化粧品会社。
これもインバウンド消費が再注目され、夏になるまでにかなり上昇しました。
猛暑関連として再上昇は難しいでしょう。
他に大きく動意付いているのが2872セイヒョー。
名前通りの製氷業ですが2部上場の小型株ですので、動きがはやいです。
7月に入り20%超上昇しています。
もうひとつが8115ムーンバット、洋傘でお馴染みですが日傘が注目されているようです。
きょう24日も大幅高となっています。
大型株はもう殆ど動いていませんが、少し動意がみられるのが6755富士通ゼネラル。
これはエアコンメーカーです。同じエアコンメーカーのダイキンは動意なし。
オリエンタルランドのようなテーマパーク系も、暑すぎて足が遠のくことが懸念されているのかいまひとつ。
「麦わら帽子は冬に買え」という格言がありますが、動意付いてから買っても高値掴みになるケースがしばしば。
テーマ株は需給頼みという点はお忘れ無きよう。
暁投資顧問 平下
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