ノーベル生理学・医学賞 本庶氏受賞

ノーベル賞 本庶氏受賞 関連銘柄は?

 

平成30年10月2日(火)本庶

 

スウェーデンのカロリンスカ研究所は2018年のノーベル生理学・医学賞を京都大学の本庶佑特別教授(76)と

 

米テキサス大学のジェームズ・アリソン教授(70)に授与すると発表しました。

 

本庶氏はかなり前からノーベル賞候補として名前が上がっていましたが、今回受賞に至りました。

 

おめでとうございます。

 

本庶氏のがん免疫療法の研究成果は小野薬品工業<4528>と,

 

米製薬大手ブリストル・マイヤーズスクイブ(BMS)が開発した治療薬「オプジーボ」に活かされています。

 

このオプジーボはあらゆるガンに効果がある薬としてかなり前から販売されており、

 

小野薬品工業の業績に貢献。

 

同社株価はオプジーボ効果で既に2016年4月に天井をつけ、それ以降は下落しています。

 

 

平成30年10月2日(火)小野薬品週足

 

 

きょうは本庶氏のノーベル賞受賞祭りで寄り付き大幅高となりましたが、寄り天。

 

今回のノーベル賞受賞の恩恵は一過性のもので、株価に対する影響は限定的でしょう。

 

オプジーボは発売当初薬価が高額で、それが業績にインパクトを齎しました。

 

しかし薬価はその後は引き下げられています。

 

こうした新薬は夢がありますが特許期間があり、期限が切れると後発薬も出ます。

 

一社独占は先ず無理ですし、業績への影響も時限的だという点は意識しておきたいですね。

 

 

暁投資顧問 平下

 

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