FAANGの現状

FAANG 正念場か?

 

平成30年10月16日(火)FB

 

 

10月に入り世界株安的な動きになってきました。

 

下落要因は色々ありますが、長期金利上昇を嫌気した米国株安が最大の下落要因でしょう。

 

10月15日時点でのFAANGの株価推移を確認しておきましょう。

 

Facebook

 

平成30年10月16日(火)FB

 

欧州の情報規制と個人情報漏洩が問題視されているFacebook。

 

株価は現在なんとか3月安値付近で踏み留まっています。

 

ただ、高値からはかなり大きな下げとなっており、先安感は否めません。

 

 

Apple

 

平成30年10月16日(火)Apple

 

続いて世界最大の時価総額を誇るApple。

 

Appleは非常に強いですね。

 

さすがに足元の株安で少し調整はしていますが、高値から殆ど下げていません。

 

以前、バフェットの買い増しが話題になりましたが、

 

押したところは買いと見ている投資家は多いでしょうね。

 

Amazon

 

平成30年10月16日(火)Amazon

 

続いてはAmazon。

 

これは上の1年チャートでは大して下げていないように見えます。

 

それだけ1年で大きく上昇した訳ですが、現在1760.95ドル。

 

9月4日につけた高値2050.50ドルからは10%以上下落しています。

 

ただ、去年10月23日安値が962.50ドルでしたから1年で倍以上上昇したことを考えると、

 

妥当な調整ではないでしょうか。

 

Netflix

 

平成30年10月16日(火)Netflix

 

 

続いてNetflix。

 

これも1年間のチャートで見ると大して下げているようには見えません。

 

ただ、6月21日につけた高値が453.21ドル。

 

10月15日の終値は333.13ドルですので高値からは20%超下落しています。

 

下落トレンドに転換した可能性もあり。

 

8月20日に310.93ドルの安値を付けていますが、そこをキープ出来るかどうかに注目です。

 

 

Google

 

平成30年10月16日(火)Google

 

 

続いてGoogleです。

 

Googleは上述の4銘柄と比較してボラティリティが小さい銘柄です。

 

高値は7月27日につけた1291.44ドル。

 

きのう10月15日の終値が1102.44ドルですから高値からは約15%調整しています。

 

3月には1000ドルを割る場面もありましたので、直近の安値にはまだ隔たりがあります。

 

この辺りで反発出来れば上昇トレンドは保たれそうです。

 

 

番外 アリババ(BABA)

 

平成30年10月16日(火)BABA

 

 

続いて番外ですが、アリババの株価も見ておきたいと思います。

 

FAANGではありませんが、FANGプラス指数という指数の構成銘柄です。

 

ご存知、ソフトバンクが大株主に名を連ねる中国eコマースの雄。

 

これがかなり強烈な下げとなっています。先週10月11日に安値135.14ドルまで下落しました。

 

高値は6月5日につけた211.70ドル。高値から実に36%の下落。

 

チャートを見ても下落トレンドが鮮明です。

 

意外だったのは米中貿易戦争が勃発した3月以降、6月まで上昇を続けた点。

 

また、以前はソフトバンクへの影響が非常に強かったのですが、

 

アリババが下落を続けてもソフトバンクは逆行高となっていたところも意外ですね。

 

アリババは先月、突如として会長の馬雲(ジャック・マー)が来年9月での退任を表明しました。

 

この報道は寝耳に水でしたが・・・中国政府が関係している可能性は高いです。

 

米中貿易戦争の背景にはITの覇権争いがあります。

 

容易に解決しそうにないということは、こういう点からもヒシヒシと感じますね。

 

この馬雲退任の報道以外ではファン・ビンビンの脱税騒動、孟宏偉ICPO総裁への収賄容疑、

 

海南航空などを傘下に持つ海航空集団会長の王健会長が今年7月、出張中のフランスで転落事故で死亡・・・

 

焦臭い報道がバンバン出ています。

 

恐らく背景には習近平初期の反腐敗運動が背景にあるのでしょうが、米中摩擦の影響も否めません。

 

きょうの日経新聞夕刊一面記事は “中国地方政府「日本詣で」” というものでした。

 

対米摩擦の影響で、中国の対日姿勢にも変化が見られます。

 

背に腹は代えられない、そんな風にも見えますが・・・

 

「トゥキディデスの罠」の顛末がどうなるのか、要注目です。

 

話が逸れましたが、FAANGはFacebookとNetflixの下落で風向きが変わりつつあるように見えます。

 

どこで落ち着くのか全く分かりませんが、そこは企業業績を見るしかありません。

 

業績がこれまでのペースと変わらず伸び続けるようであれば、また今回の下げも押し目になるでしょう。

 

長期投資の場合はファンダメンタルズだけでなく、対中売上げや金利の影響も考慮したいところ。

 

 

 

暁投資顧問 平下

 

 

 

 

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