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こちらの記事は、動画での内容を簡略して纏めた内容になります。
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介護市場には成長の余地がある

今回は介護関連銘柄について紹介していきたいと思います。

紹介に至るきっかけは人口動態のグラフを見たことで、

改めて少子高齢化が顕著だと感じたからです。

2025年には65歳以上の高齢者が3,657万人なります。

65歳以上の大人1人に対し、20～64歳以上の大人1.8人が、

社会保障料として支えると推計されています。

 

そこで、株としての介護市場はどうなっているのか気になりました。

2007年から現在まで介護市場は2倍に拡大しており、

2025年には現在の12兆円から15兆円の市場規模へ拡大する様です。

特に介護市場の中でも介護サービス市場は、

見守りサービスや、高齢者向けの食べやすい食事、介護テックなど、

細かい分野で分かれており、国内に良い企業が多くあることが分かりました。

 

 

 

介護関連紹介銘柄

【2373　ケア２１】
関西地盤の中堅介護サービス企業です。

在宅介護サービスから始まり、現在は有料老人ホームが主力となっています。

またデイサービスのほかにも福祉用具レンタルなども展開しています。

業績も右肩上がりで、現在は関東にも進出して業績を伸ばしています。

また今年は上場来高値を更新する場面もあり、

その後に株価は調整入りしたこともあって、現在は買い時と見ることも出来そうです。

まだまだ続く少子高齢化の流れから介護事業はますます必要とされます。

施設入居者も増加傾向が続くはずなので、業績が急に落ちるような理由は見当たりません。

 

【2425　ケアサービス】
デイサービス(通所介護)を主力に、

訪問入浴や訪問介護、福祉用具レンタルなどを展開している企業です。

また葬儀用湯灌や死化粧などのエンゼルケア事業も注力しています。

新しいサービスをどんどん展開するのに積極的な企業です。

業績は浮き沈みが大きくないものの、足元ではしっかりしています。

今年5月に中期経営書を開示しており、

3年後には営業利益を約2倍、売上高は約20％増を目指しています。

現在の訪問介護、デイサービス中心ですが、

今後はシニア向け総合サービス業が形になっていくのではないかと思います。

 

【6197　ソラスト】
医療関連受託と介護・保育が2本柱の企業です。

M&Aで老人ホーム施設数も伸ばしており、施設数ランキングでは19位となっています。

コロナ禍でも業績は落ち込まずに成長を続けています。

M&Aに積極的で、先日愛知県を中心にグループホーム事業を展開して、

16事業所を運営している株式会社プラスを子会社としました。

2030年には300以上の施設数を目指しています。

業績では欠点らしいものは見当たらず、配当性向や増配などの株主還元を高めれば、

長期保有する投資家も増えると思います。

 

【6062　チャーム・ケア・コーポレーション】
近畿・首都圏で介護付き有料老人ホームを展開している企業です。

高級施設を積極的に増設しており、高価格ですがサービスも充実しています。

同業のライクを今秋に子会社化し、業界内勢力を拡大する予定です。

来期は新規に8ホームのオープンを予定しています。

業績では15期連続増収、6期連続最高益の見通しです。

中期計画では2024年6月期に売上500億円を予定しています。

また24年期運営ホーム100施設突破を目標としています。

 

【7091　リビングプラットフォーム】
有料老人ホームやグループホームなどの介護事業を中心に、

保育事業や障がい者支援事業を展開している企業です。

業績は5期連続最高益見通しで、経常利益は前期比2.6倍増益を見込んでいます。

ただ自己資本比率が著しく低く、借入金がまだあり、利益剰余金もマイナスなので、

利益を高めて利益剰余金をプラスにして、

借入金を減らしていってから配当が出せる様になるのが課題だと思います。

 

 

 

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