関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
日経平均は27448円と、3日連続の下落となりました。
オプションのSQが14日と近づいており、警戒感のピークとなっております。
コロナショックと似た動きが続いている状況です。
下落の背景には消費者物価指数(CPI)がインフレへの警戒を強めて、
NYダウ、NASDAQ、S&P500と主要3指数が全て下落したことにあります。
日経平均の週足には久しぶりにボリンジャーバンドがマイナス3σにタッチしています。
チャートからみても非常に悪化している現状です。
そしてオプションでは、プットオプションが猛烈に出来上がっています。
暴落の初動のような動きをしています。
世界の株価指数を見ると、欧州の方でもインフレショックが起きている様に思います。
ハイイールド債も久しぶりにリボンチャート上で下抜けをしています。
株式では、4337 ぴあが気になっています。
コロナショックでエンタメ業界が大打撃を受けました。
ぴあはライブチケットの予約の手数料収入が主な収入源なのですが、
このピアがワクチンの予約サイトを自治体向けに提供するということで株価は大幅に上昇しました。
今日は銘柄はバリュー銘柄が結構強かった印象があります。
TOPIXバリューは結果的には安値を割ってしまいましたが、一時的にプラス転換する場面もありました。
やはり株価の下値を裏付けるような、ファンダメンタルズ的な要素がある銘柄は買い場が近いのかなと思いました。
この下落の背景には消費者物価指数(CPI)がインフレ加速を懸念したことが影響しています。
この指数の上昇にはクラリダFRB副議長も驚いており、市場参加者もクラリダFRB副議長が驚くほどのインフレなのかということで更に驚きました。
VIXのリズムとしては上抜けた時に4日間程で下落しています。
リボンチャートを上抜けた時に注意した方がいいと思います。
このリボンチャートを上抜けた時に設定するVIXの暴落の初動のアラートの設定方法については、
先日会員様向けのセミナーでお話したので是非参考にしていただければと思います。
日経平均の押し目は今のところ、図の丸印の部分を意識しています。
26280円で、これは今までタッチしていなかった200日移動平均線の箇所となります。
ここまでくれば流石に自律反発するように思います。
ただ株式に関しては買い場は異なると思います。
やはり暴落が来ないと投資家が入れ替わりません。
ここはあまり弱気にならずに、必ずシェアを取って行く、
そして必ず業績も良くなる、良い状態を保っていく企業に未来志向で投資していかないといけません。
ネガティブになるとネガティブなトレードをしてしまいがちになります。
気持ちまで持っていかれないようにすることが大事です。
そして暴落こそやはりオプションです。
縦横無尽に優しいオプションで戦えば、暴落時でも恐れることはないと思います。
これからも様々なオプション投資を紹介していきたいと思います。
米国市場では高配当利回りのETFを買うチャンスも到来していると思います。
VTIを好む米国投資家も多いですが、このSDYは20年連続で増配している銘柄で構成されているETFです。
現在では配当利回り2.5%の水準となっています。
騰落ではVTIに劣りますが、安定性と高配当では充分活躍できるETFだと思います。
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