関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
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連休明け10日の日経平均株価は27,888円と、先週末から続伸となりました。
しかし相変わらず上値が重たい状況が続いています。
そしてTOPIXは堅調に推移をしており、株が強い状況が続いています。
9984 ソフトバンクグループの業績発表は拍子抜けの結果となりました。
コンセンサスは赤字でしたが、発表された分は黒字となっていましたが、
市場が最も期待していた自社株買いについては今回はありませんでした。
結局プラス要因マイナス要因が合わさった結果、
大きなトレンドはあまりなかったように思いました。
株式では日経平均上昇の妨げになっている様な値嵩株が目立ちました。
また自動車関連から繋がる好決算の輪が広がっているので、
これからの注目セクターの一つとして電気自動車関連を組み入れるのも良いかと思いました。
2カ月ぶりに陽転となり、今まで上値を抑えていたパラボリックをようやく陽転しました。
ただ最近は陽転しても息が短い結果で終わっているので、まだ判断に迷っている状況です。
金利が上がって、米国債10年利回りが上がっています。
アフターコロナ関連も米国債10年利回りの動きに連動しているので、
これからも気にかけていた方がいいと思います。
金と原油が大きく下落しており、
コモディティが先に下落しているという状況には違和感を感じます。
テーパリングにいち早く反応したコモディティ市場なので、
この下落に何かしらのヒントが隠されている様に思います。
10日に9984 ソフトバンクグループの第1四半期決算発表がありました。
22年3月第1四半期(4~6月)の連結税引き前利益は、
前年同期比55%増加の1兆2924億円となりました。
IFISコンセンサスを2倍近く上回る利益となりましたが、
最終利益は前年同期で4割近くの減少となっています。
危惧されていた上海株下落による含み益の減少は、
7月の為、今回の4~6月期には無関係となっています。
借入金は更に拡大していますが、
春から噂されていた自社株買い実施は今回はありませんでした。
短期的には買われそうではありますが、
2、3日経ったらまた潰される可能性があると考えています。
ソフトバンクグループへの投資については、
買いなのか売りなのかは今回の決算では判断できない状態だと思いました。
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