10日の日経平均株価は、28,958円と反発しました。
買いの勢いが続いて、ほぼ陽線の状態となりました。
10日の市場はアフターコロナ銘柄が一服となりました。
一方でダウ輸送株平均に少しだけ違和感が出始めています。
また新型コロナ関連の好材料が多く出始めています。
中国でも生産者物価指数が非常に上昇しました。
6月11日はメジャーSQです。
毎月の第2金曜日がSQ日となっており、
「3月・6月・9月・12月」のSQはメジャーSQと言われます。
非常に大きな建玉があり、変動は少ないです。
ただ5月のSQ値をつけてから、一度もSQ値を割り込んでいません。
そしてコロナショック以降のメジャーSQ値は高値更新中となっています。
また最近では日経平均の寄与度が高い銘柄はあまり買われていない状況となっています。
なので6月のメジャーSQ値がどうなるのか注目が集まっています。
結果によっては日経平均の今の状況が切り替わる可能性も考慮して動きたいです。
ピークアウトして3日目ですが、ガクッと直近の安値をブレイクしています。
オプションでは到達しない権利は概ねこのようなチャートの形を描くことになります。
日経225オプションは日経平均株価(225先物)から算出されます。
到達しない権利は図の様に右肩下がりとなります。
このような右肩下がりの形状を描くのは、時間制限がある為です。
そして売りはSQ週は特に有利となります。
だからピークアウトを探して、売って、手仕舞うという一連の流れになります。
アフターコロナは今盛り上がっており、次のステージに行こうとしています。
消費のマグマは臨界点に達しており、その消費を促す広告も伸びています。
特に新聞やテレビの広告よりも、
インターネットを通じて消費を促す広告系は勢いがあります。
そして海外向けも伸びているということで、
次のアフターコロナは、
インバウンド関連のインターネット広告を
手掛けている様な会社ではないかと予想を立てています。
アフターコロナの消費期限はまだ先だと考えています。
ダウ輸送株指数は輸送業における代表的な20銘柄から構成されています。
コロナ禍においてモノと人の動きというのは、
ざっくり言うと景気敏感を表していると思うので、
ダウ輸送株指数は景気敏感株指数として捉えることが出来ます。
そのダウ輸送株指数のチャートが悪化しています。
売りサインが発生してから5日経過していますが、
高値更新しきれておらず、こっそりと5月の安値を割っています。
コロナにおいてリード役だった指数が崩れ始めていることは、
見逃せないので、このまま注意しておいた方がいいと思います。
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