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なぜ日経平均株価は弱いのか?原因は裁定売り残!?

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こちらの記事は、動画での内容を簡略して纏めた内容になります。
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11月5日の市況解説

5日の日経平均株価は29,611円と反落となりました。

今回の日経平均の下落は材料出尽くし売りがあったことを背景に、

急騰などの要因となる裁定売り残が少ないことも関係していたように思います。

今の日本相場はそれなりにファンダメンタルズに収斂して

ジリジリ上がろうとしている最中なんだと思います。

日本相場を下支えているのはアフターコロナ銘柄ではなく

Re-Opening関連銘柄に変わりつつあります。

 

世界のマーケットをみると、

米国では半導体指数(SOX指数)が連日高値更新しています。

また8698 マネックスグループの子会社が

NY証券取引所への上場を目指すということで話題になりました。

これを受けて、8698 マネックスグループは20%以上の上昇となり、

ストップ高となりました。

 

 

 

急騰を伴う上昇が期待出来ない理由


図を見ると直近の裁定売り残はなんと4億円しかなく、

これは足元の売り需要がないことを示し、

そして相場が急騰する材料がないことを表してます。

裁定買い残も減少しており、相場を持ち上げようという意思が感じられません。

 


2020年6月頃のコロナショックからの戻りの急騰のときは

裁定売り残は1.6兆円程ありました。

また2020年11月頃のワクチン相場の時も裁定売り残は1.5兆円程ありました。

そして今年の1月や2月のときも裁定売り残は1兆円程度はありました。

なので裁定売り残があれば図の様に

ボリンジャーバンドをバンドウォークする様な急騰が出来ました。

しかし今は裁定売り残が4億円しかなく、売り残よりも買い残の方が多いので、

日経平均株価の急騰を伴う上昇を期待することが出来ません。

 

なので5日の日経平均株価は最近のFOMCと衆議院選の空売り買戻しで

上昇していた分が少し下がった印象があります。

しかし下値としては割安感も出てきている状況だと思います。

 

 

 

モデルナ社下落からみるマネーの流れ


モデルナ社が2020年3月以来の大幅な下落となっています。

これはワクチン相場の終焉を暗示しているのでないかと思います。

ワクチンで上昇していった相場が終わっても、まだマネーは余っています。

このマネーが次はどこに向かうのかと考えると、

もちろんNVIDIAなどの半導体関連に流れるとは思いますが、

経済Re-Opening関連銘柄にも流れて行くのではないかと思います。

 

 

 

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