エネルギー危機からの株安を救ったのはロシア!?

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10月7日の市況解説

7日の日経平均株価は27,678円と9日ぶりの反発となりました。

エネルギー危機で荒れていた世界市場にロシアが支援をアピールしたことで、

ひとまず世界市場は安定する方向になりそうです。

しかし景気のピークアウトの外堀が埋まりつつあるので、

マーケットの弱気の本丸は景気後退と一緒に訪れるインフレではないかと思います。

 

9月第5週の投資主体別売買動向を見ると、

海外投資家がなんと現物を4800億円売り、先物は1兆円の売り越しをしていました。

9月第3週目に先物1兆円買い越しだったものが全部投げられたという結果になりました。

そして個人投資家は8000億円の買い越しをしており、

非常に高いところで買ってしまったという流れになっていました。

 

 

 

エネルギー危機にロシアの助け舟

エネルギー危機に苦戦している世界市場にロシアが助け舟を出しました。

元はといえばEUが発端だったような気がしますが、

ひとまずはロシアがエネルギー市場の安定化への支援を申し出たことで、

市場も一旦は落ち着くかもしれません。

 


図は天然ガス先物のチャートです。

非常に高騰していましたが、ロシアの支援の発言で大きく下がったことが分かります。

 


一方でVIX指数にも動きがみられました。

NYダウは大きく上昇したのですが、VIX指数のチャート上では上髭の陰線を引いていました。

そして今は19ポイント台まで下がり、市場の安定を示すラインである20ポイントを割り込みました。

世界同時株安という意味の危機は一旦は沈静化する様に思います。

千竃としてはVIX指数をまた安く購入できるチャンスが来たので嬉しい限りです。

 

 

 

もし景気後退になった場合

景気後退にはピークがあって、ずっと不況のままになることはありません。

景気後退の期間は長くて3年、だいだいは13カ月間だと言われています。

なので景気後退の時こそ、景気敏感株を仕込んで、景気拡大局面の時に手放すのが良い取引だと思います。

景気後退の時こそ、バランスよくポートフォリオを作ったりする機会だと思います。

 

 

 

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