ショートストラングルは本当に損失無限大なのか?

ショートストラングルとは

ショートストラングルとは簡単に説明すると、

1ヶ月の間、到達しない日経平均株価の予想をする取引となります。

そして到達しない日経平均のプットオプション、コールオプションの端っこを売ります。

似た取引でショートストラドルという取引がありますが、

両者の違いはショートストラングルでは端っこ(アウトオブマネー)を売り、

ショートストラドルでは中央(アットザマネー)を売ります。

 

1年前までは証拠金は安かったのですが、

昨今オプションのハードルが高くなった為、証拠金は高くなりました。

ハードルが高く、参入障壁が高い為、勝ちやすい取引だと千竃は考えています。

しかし、取引を仕掛けた後何もしない場合は損失無限大になりやすい注意点があります。

仕掛けたらそのままにしておくのではなく、損失を限定的にする方法を随時していく必要があります。

そして暁投資顧問ではショートストラングルのロスカットも手仕舞いも早めに対応しています。

 

 

 

取引例とショートストラングルのデメリット

図は、以下の取引の損益シミュレーターです。

27500円プット売り2枚

31250円コール売り2枚

 

これは「27500円まで下がらないにかける、31250円までは上がらないにかける」取引となっています。

つまり日経平均株価はこの1か月間31250円を大きく超えることもなく、

27500円を大きく割り込むこともないにかけたトレードとなっています。

 

ショートストラングルの損益シミュレーターは基本的に台形の形を描きます。

利益が限定的で、損失無限大と言われるのは、何も対応しなかった場合の話です。

図で、最近の日経平均の下値28500円辺りを割り込んだ段階で手仕舞いすれば、

含み益がある状態となります。

また直近の高値30500円辺りを越えたタイミングで手仕舞いすれば、

こちらも含み益を残したまま取引を終えることができます。

 

やはり、ロスカットをしないのが損失無限大になる一番の原因だと思います。

最終的(満期)に勝つのではなく、賢く勝つこと様にすることが重要です。

そしてショートストラングルは日経平均の急な変動に弱いのがデメリットなので、必ずストップロスをつける必要があります。

千竃は30分足のチャートでコールとプットのねじれがあったら手仕舞う様にしています。

ショートストラングルは到達しない権利を見つけ、

ストップロスをきちんとつければ、

証拠金が高く、参加者が少ない反面、利益が出やすい取引だと思います。

 

 

 

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