世界で株安が連鎖!押し目買いの好機か!?

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こちらの記事は、動画での内容を簡略して纏めた内容になります。
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取引に関する最終的判断は御自身で行われて下さい。
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9月21日の市況解説

21日の日経平均株価は29,839円となり大幅下落となりました。

今更ではありますが中国恒大集団の問題の影響を受けての大幅下落となりました。

マザーズ指数は一時3%安となるほど大きく下落しました

 

株式を見ると、21日の市場はアフターコロナ銘柄が上昇していました。

特に韓国・中国を中心としたインバウンド専門の旅行会社である

6561 HANATOUR JAPANですら上昇していました。

つまりマーケットの本流はもうコロナ後の世界を見ており

ワクチンパスポートを使ったwithコロナ後の世界を見ています。

特に日本市場はそういった投資避難先として選ばれたという形の様に思いました。

一方、中国株関連では9984 ソフトバンクグループ

中国不動産市況と非常に密接である5332 TOTOが大きく下落しました。

また仮想通貨関連で3659 ネクソンが年初来安値を更新しました。

海外市況を見ると、S&P500が5月12日以来の大幅安となりました。

 

 

 

21日の市場から感じた違和感

いつもなら日本はアジアの中で一番流動性が大きく、空売りが入りやすい上に、

オプション取引やデリバティブ市場を通じて急落を見せるのですが、

21日の下落では気になるところがありました。

 

目立つ下落しているのは指数だけで、半導体市場などはそこまで下落しておらず、

その上、アフターコロナ銘柄などはなぜか躍進していました。

そして日経225オプション市場を見ると出来高がほとんどありませんでした。

ひと昔前は日経平均が600円安になると、プットオプションに一気に買いが入って、

売りが売りを呼ぶデリバティブの逆回転という動きがありましたが、

今回はそれがありませんでした。

つまり日本市場に対してリスクヘッジをするといった動きがなく

こういった現象がデリバティブ市場でも見受けられました。

 

全体的に見ても、21日の市場は「凌いだ」という感覚はなく、

日本はそんなにリスクヘッジの対象となっていない様な感覚でした。

 


それが如実に感じたのは7203 トヨタ自動車のチャートです。

日本を代表する大企業であるトヨタ自動車のチャートを見てみると、

ギャップダウンからスタートとしたあとは全く売りが入りませんでした。

寄付きは勿論下がりましたが、逆に寄付きから買いが入り続けた一日となりました。

「日本市場も危ない」といった流れがあれば、

日本株の代表であるトヨタ自動車などにも影響がでるはずですが

そういったネガティブな反応はありませんでした。

 

またオプション市場でも異変がありました。

暴落などのショック時にはプットオプションの出来高は膨らみますが、

21日のプットオプションの出来高はほとんどありませんでした。

一方コールオプションは下がっていますが、

始値から見てみると逆に出来高が増えていました。

 

こういったことからNYダウや香港ハンセン指数の動きとはまた違った、

オリジナルの道を辿るのではないかと思いました。

 

 

 

暴落の赤札銘柄3選

暴落などで市場のセンチメントが下落していたり、主要指数が下落している時に、

上がっている銘柄、すなわち暴落の赤札銘柄を狙います。

今回は本田先生が選んだ暴落の赤札銘柄3選を紹介します。

 

【1712 ダイセキ環境ソリューション】
土壌汚染処理大手企業で、今期業績見通しを40%上方修正しています。

配当も2円増配となっており、好調です。また21日には年初来高値を更新しました。

 

【6191 エアトリ】
航空券予約サイト「エアトリ」を運営しています。

本業は不調ではありますが、ヘルスケアやITオフショア事業が好調で最高益の見通しとなっています。

 

【9201 日本航空(JAL)】
ワクチン接種の進捗と感染者数減少から、行動制限緩和期待で、

アフターコロナ銘柄として物色が入っていくかと思います。

 

 

 

激流よりもせせらぎで

千竃の考えとしては、

基本的に今は世界相場の川の流れの真ん中にいるのは避けるべきかなと思います。

今週は先物やオプションを積極的に仕掛けるといった激流の中に身を置くよりは、

週後半にイベントも控えているので、

せせらぎの方でちょろちょろやっていた方がいいかと思います。

ただし、景気減速には注意を払っておいた方がいいかと思います。

 

 

 

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