中国関連株は一旦仕切り直しか?

7月28日の市況解説

28日の日経平均株価は27,581円と大幅反落となりました。

またTOPIXは1919ポイント、

マザーズ指数は1097ポイントとともに下落となり、

全体的に下落した日本市場となりました。

 

日経平均株価は寄与度が高い2銘柄だけで140円も押し下げており、

米国市場はGAFAが持ち上げて、

何とか相場の雰囲気を良くしようとしていますが、

日本市場では真逆のことが起きている状態です。

 

寄与度が高い9983 ファーストリテイリング9984 ソフトバンクグループ

下げ止まらない為、全体の雰囲気をさらに悪化させている状況となっています。

 

株式を見ると、投げ売りが進んでいる状況です。

特にマザーズの4477 BASEは信用の投げが入り、年初来安値となりました。

BASEはマザーズ市場の中で急成長した銘柄でした。

 

 

また日本市場の全体的な下落要因となったのは、

IMFの経済見通しも関係していると思います。

欧米だけ上方修正されて、世界の成長率を6.0%と据え置きました。

しかしG7の中で日本だけ、ワクチン接種が進んでいるのにも関わらず、

2.8%と下方修正されました。

 

 

 

VIX指数の様子


図はVIX指数のチャートです。

VIX指数はダイバージェンスが発生しています。

米国株は高値更新しているなら、

VIX指数も緊張が緩和されるので下がるはずなのですが、

下落しておらず、緊張状態のままとなっています。

 

 

 

中国関連株の仕切り直し

中国発の株安で機関投資家が

含み損をカバーする為のポジション調整があった場合、

比較的売買代金流動性がない夏に、

さらなるショック安が発生するリスクを考える必要が出てくるので注意が必要です。

 

また中国市場に売上比率が高い銘柄は仕切り直しを考えた方がいいと思います。

そして一番怖い事態は、お金を貸すのを控えたり、

貸付を早く回収したりする信用収縮が起こることです。

 

 

 

日経225オプションの動向

コールオプションは全体的に軟調となっており、

29000円にはもう届かないと見ています。

プットオプションは出来高比率がとても大きいです。

26000円のプットオプションが200円を超え始めたら、

警戒をした方がいいと思います。

 

FOMCがあるので注意が必要ですが、

内容はポジティブなものよりはネガティブなものが出てくる可能性が高いです。

しかし中国株安になっている時に、

わざわざ市場を混乱させるアナウンスはしないのではないかと思います。

 

 

 

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