乱高下する日経平均株価。

4月7日の市況解説

先物日経225が乱高下しています。

需給の入り乱れ、恐らく30,000円を超えさせないという思惑が非常に強く感じました。

しかし本質的なトレンドはそこまで変わっていません。

 

日経平均VIは一時19ポイント台まで行ったのですが、結局18ポイント台で軟調となっています。

なので直近で大暴落がくることはないのではと思っています。

 

日経平均のチャートを見るとテクニカルは悪化しているように思えます。

なのでその辺りを考慮しながら行きたいと思っています。

すぐに30,000円台に回復する可能性は低いと思っています。

 

株は今日も半導体銘柄が非常に上がってます。


6920 レーザーテックは今日も上昇しています。

ついに時価総額東証1部の100位以内に入りました。

 

オプションの市場はコールオプションが非常に減価しています。

明日もしかするとワンチャンあるかもしれませんが、

もう30,000円のコールも期待値がかなり下落しています。

いよいよ明日が取引最終日ということがみえます。

千竃としてはSQがちょっと分からなくなったのでポジションは整理しています。

5月限はテクニカル的な部分も含めてアドバイスしていますが、

今のところ4月で何か勝負しようというのは思いつかない感じです。

 

 

 

VIX指数と米国債10年利回り

昨日紹介したように米国では4月1日から金利の低下が始まっています。

VIX指数もそんなに上がっていません。

ただ18ポイント台で3回ぐらい下げ渋りを見せていますが、

これが相場の変調なり、暴落には繋がらないと思っています。

米国債10年利回りとVIXだけである程度今日の相場は説明がつくと思っています。

 

 

 

海外投資家の目が日本に

日本に海外投資家の目が向けられています。

6502 東芝がイギリスの投資ファンドに2兆円で買収提案されたニュースが話題になりました。

そして先日も紹介した3298 インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人のTOBの発表がありました。

アメリカの大手投資ファンドKKRがアジア太平洋地域対象のファンドを設立し、その費用の3割を日本に振り分けるようです。

ウォーレン・バフェット氏のバークシャー社の円建て社債も数千億円規模を予定しているそうです。

日本に海外投資家の目が向けられてる背景として

やはり新型コロナウイルス感染者が圧倒的に他の先進国と比べて非常に低いということ、

資産系の株が多いということがあります。

 

 

 

子ども庁関連銘柄を避けた理由

子ども庁関連の銘柄は避けていた理由についてです。

例えば、直近の子ども庁関連の銘柄で言えば

2152 幼児活動研究会6189 グローバルキッズCOMPANYなどは非常に爆騰しました。

しかし、子ども庁設立の趣旨が児童虐待防止などの子供の命を守るという内容だったので

保育園関連が上がるというのはイメージが出来ませんでした。

正直、子ども庁だけで保育園関連銘柄が上がったのは不思議に思っています。

 

 

 

グロース株に流れは変わりつつある

動画解説では3月末あたりから半導体株、グロース株を取り上げています。

それはバリュー株が年度末、配当落ちということで一つの役目は果たしたことと、

マイクロン・テクノロジーの高いアナウンスなどが要因となっています。

そして4月1日ぐらいの年度が切り替わったところから

トレンドが変わるのではないかということでドル円のショート目線でした。

10年債の金利も下がるということで、金利高に恩恵のあるバリュー株、金融株が下がり、

逆にグロース株の流れが来るのでは思いました。

4月の新規資金はほぼ半導体であるというシナリオもなんとなく予測していました。

 

 

 

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