関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
31日の日経平均は28,860円と、9カ月連続の月末売りとなりました。
月末は株価が軟調になりやすい傾向にあります。
マザーズ指数のチャートを見ると1150ポイントを上抜いた形になっています。
しかしマザーズ指数に関しては6月上場予定の新規企業が多くあります。
そのことを考えるとマザーズ指数に上値があったとしても、
IPOに資金が入るので、そちらに流れるかと思います。
31日に値上がりした銘柄を見ると、
話題になった6613 QDレーザがあります。
チャート的には買いパターンではありますが、
買い残が結構あるので気を付けた方がいいと思います。
業績が伴っておらず、7年連続赤字企業ですが、
事業内容が非常に夢があるものとなっています。
そういったものは地合いが良ければ上昇していきますが、
やはり業績に見合ったものに投資した方が良いかと思います。
しかし目に関するものは規模としてもまだまだ拡大しそうな有望な市場だと思います。
そしてインド株が非常に上昇しています。
2046 インドブルETNはインドの指数に連動するETFで、
31日に年初来高値の14,400円となりました。
7203 トヨタ自動車は上場来高値を更新して9,227円となりました。
時価総額も30兆円を突破して好調です。
トヨタ自動車と日経平均のチャートを見比べると、
トヨタ自動車が先行して上昇しており、
遅れて日経平均が上がっている形となっています。
つまり市場を牽引しているのはトヨタ自動車となっています。
6月11日にメジャーSQが控えていますので、
今週末だったり、来週の水曜日辺りから変調になるかもしれません。
しかし今のところは9カ月連続の月末売りとなっています。
そして月末売りの後は月初高になりやすい傾向があります。
特にここ4カ月は急騰の月初高となっています。
これを見ると、31日の日中足と似た動きをしていました。
空売り比率とは信用取引で空売りされたまま、
買い戻されていない株数の比率のことをいいます。
空売り比率が大きくなるほど、株を買い戻す力が強くなります。
最近の傾向ですと、空売り比率が低くなると、日経平均が下がりやすい傾向にあります。
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