関東財務局長(金商) 第2654号
一般社団法人日本投資顧問業協会 第012-02597号
先週末のNYダウは144ドル高の35,208ドルとなっており、過去最高値を更新しました。
S&P500は上昇していますが、NASDAQや半導体指数が下がった結果となりました。
そして米国10年債を見ると、利回り6%も上昇しています。
ゴールドや銀が下がって、貴金属が下がる中、原油や恐怖指数も減少となっていました。
そしてこのどちらのウェイトなのか、といった狭間で
日経平均は揺れているという状況かなと思いました。
米国市場は強い雇用統計でたこと、そして株も為替も強く、米国経済が絶好調です。
しかしこの好調の背景には、米国内で毎週約40万人が
失業保険を申請しているということを忘れてはいけません。
これは日経平均の割安・割高を表す指標です。
PERとは1株当たりの株価収益率のことで、投資をする上で評価できる指標となっています。
EPSは1株当たりの当期純利益のことで、1株辺りの稼ぐ力を表します。
「PER=株価÷EPS」なので、PERもEPSも2つとも重要なものとなります。
このPERが8/6時点で13.12倍とさらに一段と低下しました。
日経平均がNYダウの様にブレイク出来ない理由は、
需給・構造・材料の3つが揃わないからです。
こういった状況下では買いづらく、
また採用銘柄の修正もあるので難しい状況となっています。
しかしファンダメンタルズだけで見ると、今の日経平均は、
信用期日をキーワードに近い将来上がりやすい可能性を秘めています。
今回の雇用統計を見ると、
一番大きく上昇したのが銀行株となっています。
米国債10年利回りが上昇していることもあり、
金利が上昇しており、そういったことから銀行株の上昇に繋がった様に思います。
金融セクターは4~5%の上昇となりました。
月曜日に何事もなければ、TOPIXが強くなると思います。
そしてNASDAQと恐怖指数が下落がしました。
こういったことからいよいよ楽観の極みに近づいている様に感じます。
8月の半ばから下旬にかけての恐怖を伴う調整という準備は、
雇用統計を経て出来上がった様に思います。
13日の金曜日にSQがあるので、
SQ週の仕掛けがある様に思います。
どちらかというと下方向への仕掛けがありそうですが、
これだけリスクオンだと、上方向への仕掛けも考えなければいけません。
SQ週までどんどん上がっていった場合は、
金曜日に資産ヘッジをしてみるというのが良いと思います。
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