週末の米国市場は大幅に反発いたしました。
ハイテク株主体のNASDAQは上昇し、VIX指数も大きく下がりました。
アメリカの雇用統計では、
非農業者部門の雇用者数が前月と比べ大幅に改善しました。
しかし市場予想よりは下回っており、
改善しない要因は労働意欲の低下なのではないかと言われています。
失業給付金がそこそこ貰え、
労働者は職探しに対して余裕をもって行っており、
よりより職につこうと動いています。
よって来月の雇用統計は更に改善していくと思います。
そうなるといよいよインフレや出口戦略について考える必要が出てきます。
日経平均CFDが29,173円となっており、
もしかすると月曜日の日経平均株価は、
29,000円台からのスタートとなる可能性が非常に高いです。
メジャーSQ週なので色々な思惑が出てくるかと思いますが、
メジャーSQ週にとても上がるというイメージはないので、
ユニクロ株・ソフトバンク株の物色が始まってからだと思います。
先週気になったニュースに、微細加工研究所の湯之上氏が
国会で日本の半導体技術の危機感を訴えたというものがあります。
今の日本の国家として立ち位置、
そして反動他業界での立ち位置というのは、
非常に重要な局面にあります。
日本の半導体業界は終わっているとはいえ、まだ勝つ方法があります。
それは半導体の素材です。
8割は日本が占めており、それを担っている中小企業に
日本政府はバックアップしないといけないということです。
信用の買い残が少なくて、
3月の相場の高値を越えており、
そして営業利益の修正が入っている銘柄を
四季報でスクリーニングしました。
その中から注目している銘柄を紹介したいと思います。
【6965】浜松ホトニクス
この企業の特徴としては、
光電子倍増管という高感度な光センサで世界シェア9割を占めています。
高い技術力で国内外からも高い評価を得ています。
日本ではこの光センサを使って、2名のノーベル賞受賞に貢献しています。
この光センサは研究や医療の分野に使われています。
業績も好調で、グロース株ですがPERは高く、成長性という面でも問題はないと思います。
【4286】レッグス
キャラクターのコラボクッズやプロデュース・企画制作を専門としている企業です。
信用の倍率が0.35倍と非常に空売りが多い銘柄です。
前年と比べて大きく増益しており、業績も好調です。
あの「鬼滅の刃」のプロモーション物販で一時期急騰もしています。
しかし四季報を見てみると、一時的な好調ではなく、
継続的に好調しており、増収増益をしています。
キャッシュも豊富で時価総額290億円あります。
配当利回りは1.46%なので短期的に上がるとは言い難いですが、
やはりキャラクタービジネスと商品のコンテンツ企画力は非常に強みがあると思いました。
6月第1週目が終わり、
今週11日金曜日にはメジャーSQが控えており、
その前日10日は新月となっています。
過去10年間のメジャーSQの週間騰落から見て、
爆上げはないと考えています。
またボラティリティもそこまで上下しないと思います。
このことからデータ的には30,000円はいかないと思います。
もしかすると29,700円台にもいかないかと思います。
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