収まらないコロナ禍。株価はどうなる?

4月8日の市況解説

いよいよ明日はオプションSQです。

オプションSQは先物やオプションの清算日となります。

本田の明日のオプションのSQ予想ですが、

ここ最近は日経平均29,500円~30,000円の間を想定してやっていました。

しかし30,000円の設定は今日の終値からすると少しハードルが高く、

ちょっと難しいかなと思っています。

なので29,500円~29,750円の間を予想しています。

 

株式の方はTOPIXが弱くなっています。

3月にかけて強かったバリュー株がアメリカの金利低下の影響を受け、

金利恩恵銘柄のインパクトもなくなってきたように思えます。

ドル円が4月1日を境にして円高になりつつあります。

TOPIXの構成銘柄は割と円安に対して恩恵を受けやすい企業が多い印象があります。

それが円高になりつつあるのもTOPIXが弱くなった要因の一つかと思います。

またコロナの蔓延防止措置のニュースなども影響があったようにみえます。

 

日経平均では今日も半導体が強かったです。

世界を見渡すと半導体株で下がっているところはほとんどありません。

そして半導体株は日経平均の採用銘柄に割と含まれているので、

日経平均の今の状況になっていると思います。

 

 

 

海外指数を見てみると


海外の指数を見てみましょう。

ラッセル2000は今は少し軟調になっています。

チャートリボンの中に入っていますが、これが何か暴落を装うようなことはないと思います。

 


次にハイイールド債です。

これは意外と強い状態にあります。

 

 


そして木材先物のチャートです。

いわゆる経済や株価よりも先行して伝えるような指標ですが、

この値上がりを見ると日本の木造戸建ての需給に結構逼迫しそうです。

今は不動産バブルということもあり高い状態にあります。

 

やはりアメリカなどワクチンを接種している国が率先して経済を牽引していることは確かなので、

今の日本のTOPIXなどの弱さは非常に中期的、長期的に見るとノイズかもしれません。

ただ短期的には弱含む材料となっています。

 

 

 

今日話題になったニュース

以前紹介したアメリカのアーク社の宇宙ETFですが運用資産が最短で10億ドル突破をしそうです。

こちらのETFには6301 コマツが組み入れられています。

 


今日市場で話題になったのが2931 ユーグレナです。

海外公募による希薄化懸念で下落しました。

正直、「今更、青汁関連にいくのか」という気持ちがあります。

営業キャッシュフローなどはマイナスになっており、浮動株も増えています。

業績的にも売上高はそこまで伸びておらず、低調になっています。

 

 

 

日経VIを見てわかる今の相場


東京にも蔓延防止措置が適用されるそうです。

そこで市場がこの事態をどう思っているのかをみるのが日経VIです。

700円下げたのに日本版恐怖指数の日経VIも下落しました。

先日で動画解説したように、ゴルディロックス相場入りしたのではないかと思いました。

 

ボラティリティが下がる、株も下がる。

これは大体押し目買いが効果的かと思います。

この調子だとひと昔前の水準まで戻ると思います。

そうなるとコール売りプット売り全盛期です。

なのでデビットスプレッドやプットバッグスプレッドよりも

カバードコール、カバードプットのパフォーマンスが高くなるとおもいます。

 

 

 

コロナ拡大でアフターコロナ関連銘柄に影響あり

アメリカではワクチン接種の計画を前倒ししています。

しかし日本は他の先進国と比べると感染者数がどうしても少ないので

だいぶスピードが遅れています。

緊急事態宣言解除前まではアフターコロナ関連銘柄が持ち上げられていましたが、

解除後に感染拡大してきたらアフターコロナ関連銘柄が相場を弱いセンチメントに誘っている感じがします。

 

 

 

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