変化が起こりつつある日本市場。日経225の弱さはどこにある?

変化が起こりそうな日本市場

日本市場はユニクロとソフトバンクで吊り上げられていた相場が

終わろうとしている様に感じます。

 


図はNT倍率のチャートです。

NT倍率とは日経平均株価をTOPIXで割ってだされた指標です。

両者の頭文字をとって「NT倍率」と呼ばれており、

両指数間の相対的な強さを示しています。

2012年にアベノミクスが始まってからNT倍率はグングンと上がっていきました。

日経平均株価だけが強かった8年間の様に思えますが、

これは2014年から日銀が大胆な金融政策である黒田バズーカ砲を打ち出して、

日経平均型のETFを買い進めたことが原因だと思います。

そして今はそのNT倍率の修正に向かっている状況なので、

投資家としては悪くはない状況だと思います。

特に日経平均に対してアプローチをするような取引が多い、

例えばショートなどにとって都合が良いような形になっています。

 

図のチャートを見るとまだまだ下げ余地がある様に思います。

千竃はNT倍率は13倍まで落ちそうだと予想しています。

 

 

 

日経225先物の弱さ

日経225先物が弱いのは、

日経平均型ETFの仕組みが影響していると思います。

 

2020年後半から2021年上半期は、

ダブルインバースの信用買いが溜まりにたまって相場を持ち上げました。

国内の証券会社がダブルインバースを組成するために

先物の売りを入れて、それを狙った解消買いが多かった流れでした。

 

しかしこの流れは今は逆になっていると思います。

日経レバレッジETFやダブルブルは非常に信用買いが溜まっています。

日経レバレッジや日経ダブルブルを組成するためには、

日経先物を買わないといけません。

そして今度はそれを狙った解消売りが起きているんだと思います。

 

 

 

これからのテーマ株

これからはデジタルトランスフォーメーション(DX)関連が注目されると思います。

それは未だ日本が進んでいない分野だからです。

デジタル庁も発足されますし、IT化やクラウド化はかなりの需要があります。

そしてアフターコロナ後の需要についてまだ織り込まれていないと考えています。

そして建設セクターも狙い目だと思います。

 

 

 

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