日曜日の動画をご覧になって頂けた方には想定内の相場展開でした。

今日の市況解説

日経平均は大幅に続落して窓を開けているので、明日は少し反発するかもしれません。

日経平均の弱さも気になりますが、際立って強いのがTOPIXだと思います。特にチャートも大崩れしておらず

「買ってもいいかな」と印象がもてるぐらいの非常に強いチャート形状になっていました。

 

銘柄は3兆円の売買代金がありましたが、値上がり・値下がり銘柄はいずれも均衡しています。

その中でも特に海運の大手3社(9104　商船三井、9107　川崎汽船、9101　日本郵船)が大幅高になっています。

 

また、ユニクロの売りの圧力を任天堂がカバーしてる感がありました。

日経平均に採用されておらず、TOPIXへのウェイトが大きい銘柄に少し逆行高を感じます。

 

あとは、自動車株が結構売られていました。

ルネサス エレクトロニクスの工場火災による半導体供給不足が原因で警戒売りされていますが

基本的には株は暴落はしていない感じがしました。

ただ200円~300円下がったぐらいの調整な感じはします。

日経平均は大暴落と言った感じですが、マイナス600円なので

昔の感覚で言うと凄く下落している感じですが、50日移動平均線で今のところサポートされています。

 

短期的なトレードもスケジュール感を見ると3月29日が権利付最終日なので

今週は利益確定売りにバリュー株は動きたいなと思っています。

 

日経平均株価の宴は終わった

中期的に考えると日経平均株価の宴が終わったとみています。

相場が上昇すれば日経平均も上がると思いますが、今までの日経平均だけ優位性が高いという相場は終わった感じがします。

なのでやっぱり225オプションのヘッジが効いてくるのでいいと思います。

 

今日の先物の相場を見ても、株買い・日経売りのヘッジが効いていると思います。

ポイントはNT倍率がどこまで下がるかだと思います。

全体的に日経225は下げには敏感、上げには鈍感という形になりそうです。

短期的には最低でも1ヶ月ぐらいはそうなりそうです。

 

やはり下がる権利である日経225オプションのプットは徐々に割高になってきそうです。

先週の日銀の8年ぶりの政策変更が効いていて、ユニクロの寄与度10％という1銘柄で

日経平均を上げ下げしてきたものが買われないとなったら、それなりの修正が起きるのは致し方ないという話です。

 

日経平均株価のチャート分析

表の日経平均のテクニカル分析のチャートの〇部分がたくさん効いてくるような展開を想定してます。

特に売りの方が効いてくるような展開だと思います。

このサインをお手元に出すだけである程度日経平均が高くなった時に

そろそろ日経平均をヘッジしようかというタイミングが分かりやすくなるのではと思います

 

トルコリラ/円の暴落について

米ドル/トルコリラのチャートですが、トルコリラ/円に関しては暴落しています。

これはエルドアン大統領が中央銀行のアーバル総裁を週末に解任したことが原因です。

勝手に利上げしたことがきっかけらしいです。

 

日本の投資家はトルコリラ建とか新興国通貨など結構買ってる人多いので

今日のマーケットの冷水になったのかもしれません。

 

雲行きが怪しいハイイールド債

少しリスクを感じてるのがハイイールド債(ティッカーコード：HYG)です。

これはジャンク債のETFで、これが下がると少し後でS&P500が下がるデータがあります。

ハイイールド債は下がってるのにS&P500だけ高値更新している状態だと後で強烈な下げ調整が来ると言われています。

そして今はS&P500が上がっているがハイイールド債が少し下がり始めている状態です。

 

先週木曜日、金曜日は200日移動平均線で何とか下値を守ってますが、少し怖いところにいます。

なぜならリボンチャートに支えられてないからです。

こういう時に安易に買いを入れるのはハイイールド債だと怖いなという印象です。

 

日経平均コロナショックと25日移動平均線

改めて日経平均コロナショックと25日線ということでまとめました。

25日移動平均線をこんなに下回ったのは久しぶりです。

チャートで見るとなんとなくサポートされてるってのが分かるのですがもう少し深掘りすると25日線との距離です。

これが乖離率といいますが、大体マイナス3％で概ねこの1年間上がってきたのですが、

今マイナス1.5％となっており、この辺りがパラダイムシフトというかかゲームチェンジが起きそうな感じがします。

いままでは日経がマイナス2％以上になったらだいたい反発してきたのが

千竃的にはマイナス5%～マイナス7％、もしかするとマイナス10％ぐらい乖離してからの急回復という展開も

起こるかもしれないと思います。

25日線ばかり見ている人はちょっと注意が必要かなと思ったチャートです。

 

短期的ダウントレンド発生中

日経平均15分足では短期的ダウントレンドが発生しています。

リバウンドは29000円、現物で400円とかいった時に、戻り売りかなと思います。

思いっきり下がっていくのは今のところはなさそうですが

上げ下げ繰り返しながら上値が重たくなっていくようなイメージをしています。

 

 

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