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好決算でも売られる日本株。その背景には何がある?

4月27日の市況解説

本日の日経平均は28,991円と反落となりました。

売買代金も2.4兆円と昨日よりも微増しています。

下げながら売買代金が増えてるというディストリビューション・デーという形になりました。

 

昨日はNASDAQ市場過去最高値更新しましたが

日経平均は朝から断続的に売られ、大引けでは29,000円を割り込みました。

東京でもインドの変異株が確認されたことが不安視され、影響したようです。

 

ただ株に関しては、値上がり銘柄が749銘柄と決して少なくはありませんでした。

TOPIXに関しては、引き続き弱い形になっています。

 

決算発表された銘柄に関しては、

好業績にも関わらず、コンセンサスより低かったということで売られる銘柄が目立ちました。

 

株式はリバランスの影響で月末は下がりやすく、

連休前であることも相まって、危惧している状態です。

ただし4月も月末の売りの流れがあるとしたら、

テーマ株や好業績を発表した銘柄なども全体的に下がるので

その辺りを物色していきたいと思っています。

 

また今日はテスラの決算発表がありました。

業績はコンセンサスよりは上でしたが、14年間自動車販売で得たお金よりも

ビットコインを利益確定したお金の方が多かったということが気になりました。

そして銅や小麦などの商品市場が上昇しています。

この上昇には投機マネーも入っているのではないかと考えています。

 

 

 

S&P500と200日移動平均線


S&P500は新高値更新をして、NASDAQも新高値を更新しており、

久々に終値ベースで史上最高値を更新しました。

そして昨日も触れたS&P500の200日移動平均線との乖離率ですが、15.29%となっています。

これが16%超になると調整が起きやすいので、ショートなどに振ってもいいかなと思っています。

 

 

 

高騰するアメリカの商品市場

アメリカの商品市場での農産物の価格の高騰が話題になっています。

小麦やトウモロコシ、大豆など2013年以来の高値を付けています。

景気の先行指標である銅価格も上昇しており、商品市場も強含んでいます。

これに伴うリスクといえば、インフレだと思います。

なのでインフレ対策をちゃんとしておく必要があると思っています。

 

 

 

隠れたテンバカー


日本で過去最高興行成績を収めた「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」ですが、

北米でも公開され、外国語映画としては過去最高の21億円の興行収入を記録しました。

 

やはり日本のソフトパワー、文化的な力ではアニメやゲームが強いですが

その中でも4816 東映アニメーションは隠れたテンバガーとなっています。

ワンピースやスラムダンクなど週刊少年ジャンプ系のキャラクターのゲームの版権などを持っている企業となっています。

 

実は4年ぐらい前は株価は1,000円台でしたが、それが今や12,000円台となっています。

しかも時価総額はテレビ局などの時価総額を超える5000億円となっています。

1期毎の営業キャッシュフローは100億円となっており、PERは50倍、PBRは6倍と

完全にグロース株となっています。

売買単価が少し高めなので商いは薄いですが、

着実に日本のアニメ文化と一緒に成長している隠れたテンバガーです。

 

 

 

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